きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 664
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834008999

感想・レビュー・書評

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  • きんぎょが逃げた、どこににげた?
    逃げちゃった金魚を探します。絵が可愛くて色合いもオシャレ。子供と一緒に遊べる楽しい絵本でした。初めての絵探し絵本としてよいと思いました。

  • ちっちゃい頃、何度も何度も読んでボロボロになった本。ボロボロになったので母が捨てて新しいのを買おうとしてくれたらしいが、私はそれを頑なに嫌がったらしい・・・。!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚ナンデェ?

  •  姪っ子にはじめて買ってあげた絵本。
     なぜ買ったかというと、それはあんまし覚えていない。ただ、何かの絵本の投票で一位を取っていたから買った。
     で、姪っ子が1歳くらいのころに読み聞かせしてあげたのだが、かなり評判がよかった。
    「金魚はどこだ~ どこかぜんぜんわからん! どこやー」と私が困っていると、「ここ」と指をさしてくる。ページをめくっては何度も反復する。そして見つけるたび、「うおーすごいやん」と誉めるのだ。それを繰り返す。
     かなり対話の道具となった。
     最初は、絵本の前で姪っ子はどうしたらいいのかわからない風だった。ってか、絵本という存在が何かがわからない。意味不明の物体なのだ。しかし、それはめくるものであり、色や文字を追うものであり、遊ぶものであり、入り込んで戯れるものであることがわかってくる。
     その際、読み聞かせをすると、読書の原理らしきものが体験できる。
     探す⇒見つけさせる⇒ほめる。
     その「⇒」のあいだに、読んでいる人間が困る。笑う。見つけてあげると歓ぶので人助けは良いことだとか、そういうのが子どもに身についてくる。
     まあ二歳くらいになるか、二歳後半だとあきるかもしれない。絵本の読み始めには……読書の第一歩の導きのアイテムとしては最高傑作だと思う。

  • ※最後まで あらすじが書いてあります。

    金魚鉢の中の赤い金魚が逃げる。カーテンの水玉模様の中に隠れる金魚。次は、花の茎をくわえて、 花の中に紛れる金魚。キャンディーの入った瓶の中に紛れる金魚。盛り付けられた いちごの中に隠れる金魚。テレビのブラウン管の中に映る金魚。たくさんのおもちゃの中に紛れる 金魚。三面鏡の鏡の中にいる金魚。最後は池の中で、たくさんの金魚の中に紛れる。

    ※1歳6ヶ月の孫に読み聞かせた。金魚がどこにいるのかを探すというやり方がわかると、楽しんで探せた。金魚が右向きなので、おもちゃの中で縦向きになっている時は、初めは気がつかなかった。
    三面鏡の中の3匹の金魚のうち 真ん中は気がつきにくかった。今も 三面鏡に写っているというのは難しいと思う。だって、私の家には 、三面鏡がないからね。今度 手鏡の三面鏡を見せてみよう。
    池にはたくさんの金魚がいたから、1匹だけ白目がある金魚を探すのは今でもできないな。それがまた 分かってくるようになるんだろうね。
    娘も好きな絵本だけど、やはり 孫も気に入っているみたいだね。五味太郎さんのいろいろ 探す シリーズは、はまる子が多いな。

  • まだ幼かった息子がきんぎょがどこにいるか一所懸命探してて、見つかったときに「よく見つけられたねぇ!」と褒めると「こんなのすぐわかるよっ」って言ってた姿がもう可愛くて。
    今でも鮮明に覚えている…。
    ウォーリーを探せと同じで、どこにいるのか分かっていても何度読んでも楽しめる。そんな絵本です。

  • この絵本、深いですね。
    金魚はどこに居るのかな?って、楽しく探す可愛らしい本だと思ってページを捲ると…。
    お友達が居るって大切だねってところまで暗示してくれる。
    金魚の可愛らしさは勿論のこと、絵本全体がカラフルで可愛い。
    親子で一緒に楽しめる。
    子供たちはきっと、これを読んだ後は、身の回りに金魚の形を探してしまうのだろうな。
    金魚の形だけでなく、身の回りの物や景色が色々な形に見えてきて、自分の日常が楽しいものになりそう。
    子供たちの視野を広げてくれて、日常を豊かなものに変えてくれるはず。
    本屋の併設しているカフェで、友人を待っている間にふと手にした絵本です。
    いい大人の私でさえニッコリし、明るい気持ちになりました。

    【2023.9.15 追記】
    NHK「首都圏情報ネタドリ!」で五味さんを特集していて、やっと気が付いた。
    五味さんは「みんなうんち」を描かれた方なんですね!
    「きんぎょがにげた」は何気無く手にとったものでしたが、「みんなうんち」は自分が幼少期に何度も何度も読みました。
    絵も色も、好きだったのを覚えています。
    また読みたくなっちゃうんですよね。
    この時「きんぎょがにげた」を手にしたのも偶然なんかじゃなく、多くの方がそうであるように、好みの絵の感じだったのかもしれません。
    無意識のうちに気に入って手に取ってしまうって、絵本では大切なことですよね。

  • 0歳のときから読んでいるけれど、2歳でも楽しんでます。有名な絵本だし、服やグッズもあって、生活のいろんな場面できんぎょを発見してます。

  • 3分

    乳幼児さんに大人気の「ゆびさし絵本」。ロングセラーかつ名作です。

    指差す…参加型
    文章…シンプルで繰り返し
    イラスト…カラフルで身近なものが多い。
         (ゴミ箱も登場)

    ひざの上の読み聞かせはもちろんですが、0ー3歳向け多人数の読み聞かせ、初心者さんにもピッタリです。ことばと間合いを大切に、こどもの反応を楽しみながら読んでいます。

  • 「いんぎょ」「いんぎょ」といいながら一生懸命金魚を探す息子が愛らしい。
    この月齢の定番絵本ですが、やっぱり定番中の定番は買って正解。

  • 裏表紙には「2〜4歳向き」と書いてある
    文字が大きく色がはっきりとしてるからか、1歳2ヶ月の子供でも楽しめた(金魚を見つけることは出来ないけど)
    これは記載通りくらいの月齢の方が楽しめそう

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著者プロフィール

五味太郎 1945年生まれ。工業デザイナーを経て絵本の世界へ。サンケイ児童出版文化賞、東燃ゼネラル児童文化賞、ボローニャ国際絵本原画展などで数多くの賞を受賞。絵本に『きんぎょが にげた』『かぶさん とんだ』『さんぽのしるし』『ばったくん』『みんなうんち』『からだの みなさん』『どこまで ゆくの?』『にているね』(以上、福音館書店)『まどから おくりもの』『仔牛の春』『つくえはつくえ』(以上、偕成社)『かくしたの だあれ』『たべたの だあれ』(ともに文化出版局)『さる・るるる』(絵本館)「らくがき絵本」シリーズ(ブロンズ新社)など多数。絵本論『絵本をよんでみる』(平凡社)、絵本の仕事をまとめた『五味太郎 絵本図録』(青幻舎)がある。

「2023年 『おでかけ版 ひよこは にげます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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