はじめてであうすうがくの絵本2 (安野光雅の絵本)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 519
感想 : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834009095

感想・レビュー・書評

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  • 1が気に入った年中娘へ2も購入。またまた食いつき2周目突入。優しく繊細な絵が美しい。なんでだろーね?と一緒に考える時間が楽しい。2021/1月1周目読了。

  • 「関数」というより「函数」として理解した方が分かりやすい!

    ・「関数」→xとyの2つの数字の関係を示す
    ・「函数」→xを何かの「函(箱)」にほおりこんだらyになる

    本書は対象年齢が、4歳以上の絵本です。
    「関数」と「函数」は、「ふしぎなきかい」と表現されてます。


    ・アゲハチョウ→→「?」→→イモムシ
    ・にわとり→→→→「?」→→ひよこ
    ・かえる→→→→→「?」→→おたまじゃくし


    「?」で表された「ふしぎなきかい」は、
    「じかんをぎゃくにするきかい」と言えます。

    http://a-e-dkmemo.blogspot.com/2013/02/2.html

  • 黒くてどしっとした意味ありげな機械が現れる。何だろうと興味津々でページをめくると、beforeとafterの絵の数々。お財布を機械に入れるとおめめがついたお財布になり、やかんはおめめがついたやかんになる。目をつけるきかいだ。じゃあ、うちのテレビを入れたら、、、? 次のページでは、にわとりがひよこになり、カエルがおたまじゃくしになる、、、ははぁ、赤ちゃんになるきかいだ。その次は、2匹のカブトムシが4匹になり、5つの豆が10になる。何をするきかい? じゃあ10つ入れると、、、? 子供はバカじゃない。パターン当てごっこは5さいでも食いつきがよかった。パパを入れてみよう、この家も入れてみよう。話がどんどん大きくなる一方、真っ当なロジックの真っ当な答えがポンポン出てくる。(途中で機械が壊れて物がへんてこになって出てくるというおちゃらけコーナーもいつも楽しみなページです。) 読んだ後、自分たちで機械を発明して、描いてみた。ママは材料を入れるだけで料理ができるやつ。じゃあ、このきかいにネジや木材を入れてみると、、、? 出てくるのは一通りだろうか。そんな疑問も浮かんでくる。

    この「ふしぎなきかい」は、本の最初の一部分。なんだか言葉の習得のメカニズムを思わせるものがある。 アイディアを入れたら、勝手に組み立てて言いたいこと文にしてくれる機械。 現在形を入れたら過去形に変えてくれる機械。 beforeとafterを比べて規則性を理解することは、知らない言葉に浸かった環境にいる時や、小さい子が母国語を学ぶ時、聞いた例文の数々から文法ルールを割り出してしくみを覚えていく過程に似ている。言葉に限らず、仕事などでも過去の失敗や成功例から有効なフォーミュラを探し当て、問題解決に取り組むこともあるだろう。学生や社会人になってもつきまとう類の問題も、この本に出てくるような基本的なアナロジーが大切な土台になっているのだと思う。

  • 1989年第14刷(高校生の時に買ったらしい)
    5 ふしぎなきかい(ブラックボックス、あるいは関数)
      双方向に出し入れ可能なものと不可逆なものがあるというところまでふれている
    6 くらべてかんがえる(間違い探し的なものから相似のようなものまで)
    7 てんてん…(ビーズやクロスステッチ、印象派、スクリーンの画像…)
    8 かずのだんご(抽象化)
    9 みずをかぞえる(連続量と単位)

    ふとっちょとのっぽ(安野さんと森毅というのはたぶん深読みのしすぎなのだろう)の小人コンビを狂言回しにすうがくの考え方に親しめる絵本。扉の導入のような三コマ漫画から本文を通じて、「できるかな」ののっぽさんのように小人たちやにセリフはなく、あれこれ想像しながら数学の世界を楽しめる。

  • 2020年1月22日購入

  • 553
    3y4-5m

    最高に好き
    難しいのに好き

    5y6m
    久しぶりに本屋さんで見つけると、文字通りもう夢中になって立ち読みしまくっていた。好感が持てます。

  • (2016年10月)
    うちの蔵書。
    もとは夫実家の本。

    昨日5歳児がこれよんで、と出してきたので読み。
    まだ難しい内容があったり。毎回答えを教えていいものか私は迷う。
    それでも一生懸命、楽しんで読んでいたので良かった。


    (2018年4月)
    出してきて読み。
    「ふしぎなきかい」のところを7歳児Fと。
    さすが二年生になっただけあって、理解のレベルが深くなったな、と成長を感じて嬉しくなった。

  • この中の『てんてん…』を読む。素晴らしい本なのに1974年発行と古いからかアマゾンにすらないなと思ったら、調べた結果、再編集版である本書に含まれていることを知った。
    安野氏自身による前書き「画家達は今更のように戸外写生をはじめ…原色の点を直接キャンバスの上に並べ…みる人の網膜の中で混ぜる」点描派が印象派から誕生、のくだりにひきこまれる。
    素粒子にも触れ「およそ宇宙のあらゆる物質を構成しているのは点だったのです」と。本文ではタイプライターによるアルファベットを敷き詰めることで描く絵が印象的。そして原画を方眼にしきり、その1つ1つを点とみなして写すことで誤差が少なく描写できるという分析的事例の解説で結ばれる。

  • 560

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著者プロフィール

1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。

「2022年 『文庫手帳2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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