まどのそとのそのまたむこう (世界傑作絵本シリーズ)

制作 : モーリス センダック  Maurice Sendak  わき あきこ 
  • 福音館書店
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本棚登録 : 185
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834009118

感想・レビュー・書評

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  • ◆読友さんご紹介本。これは…ほしい。世界が迫ってくる圧倒的な画面。かわいい赤ちゃん&赤ちゃんもどきのゴブリンの肉感♡ 勇者のようなヒロイン・アイダの行動力。◆対照的にママはじっと待っている。まるでアイダも赤ちゃんもいないみたい。足もとの犬、部屋に溢れるひまわり、貞節を示すモチーフでいっぱい。◆窓の外の船、ママが待つ手紙、『モチーフで読む美術史』で見たモチーフがぎっしり。みっちりと書き込まれた背景にはみっちりと暗喩が詰め込まれているように見受けられる。うーん。全部知りたい。ホルンや羊飼いにも意味がありそう。◆窓の外に後ろ向きで「そのまたむこう」に抜け出すところ、ナルニア物語の映画(絵画の帆船に入り込んでしまう)を思い出しました。きっとキリスト教と切っても切れない関係にあるお話なのだろうなぁ。◆読んでいるとき、『かいじゅうたちのいるところ』や『もりのなか』などの絵本を連想したけれど、女の子が主人公のこの絵本が一番好き♡

    • april-catさん
      この本、私も大すきです。
      ふみえさんのレビュー見て、また読みたくなってしまった。
      私も買ってしまおうかしらん(笑)

      いろいろな描き...
      この本、私も大すきです。
      ふみえさんのレビュー見て、また読みたくなってしまった。
      私も買ってしまおうかしらん(笑)

      いろいろな描き込みは、たしかに暗喩として様々な意味がありそう。

      『モチーフで読む美術史』、面白そうですね!

      ぜひ読んでみたいと思います。

      ご紹介ありがとうございました!
      2014/05/10
    • lttrsさん
      四月猫嵐さん♪ 和書で探して、品切れ高騰で挫折、それでも絵を愛でたくて洋書をポチっちゃいました(⌒-⌒; )
      『モチーフで読む美術史』これ...
      四月猫嵐さん♪ 和書で探して、品切れ高騰で挫折、それでも絵を愛でたくて洋書をポチっちゃいました(⌒-⌒; )
      『モチーフで読む美術史』これはお薦めです♪ 是非是非♡
      2014/05/10
    • april-catさん
      洋書ですか!
      たしかに英文でも読んでみたいですね!

      でも、いま密林をチェックしたら洋書でもハードカバーは在庫切れ・・・orz
      洋書ですか!
      たしかに英文でも読んでみたいですね!

      でも、いま密林をチェックしたら洋書でもハードカバーは在庫切れ・・・orz
      2014/05/12
  • センダック氏の絵は海外の教会の壁に飾られているかのような、肉々しくてリアルで少し怖いほど
    絵本て可愛いだけじゃないぞ、と、色んな世界を感じさせてくれる

  • 随分とこわいお話なのに子どもたちに人気があります。
    どうしてかな。
    とにかくセンダックの絵の描き分けはすばらしいです。
    ちょっと恩田さん的かもしれない。

    • Michiruさん
      絵が強い。
      すごい作家ですね。
      絵が強い。
      すごい作家ですね。
      2009/06/04
    • lovefigaroさん
      MakiYさん
      センダックは作品によって随分と画風がかわります。
      それがまた素晴らしい才能だと思います。
      MakiYさん
      センダックは作品によって随分と画風がかわります。
      それがまた素晴らしい才能だと思います。
      2009/06/05
  • 閉館間際の図書館で大急ぎで「読んだ」だけだから評価はできないけど・・・。なんか不安だ。愉快なところもあるが抑圧を感じる。[2006年前半]

  • 大江健三郎の小説のモチーフにもなった絵本。大人はとかく、子ども時代の大変さを忘れて、こどもを
    純真なものだと思ったり、

    のんきでいいなどと思ったりもするけれど、

    センダックの絵本を眺めていると、子ども時代の心の葛藤が、亡霊のように
    よみがえってくる気がする。

    この作品でも、嵐を予感させるような空の色、部屋の中に
    侵入してくるひまわり、

    マントをかぶった顔の見えないゴブリンたちや赤ちゃんに化けた
    ゴブリンたちは

    こころのなかに、悪魔のようにフッと入り込んでくる不気味な影の存在を、連想させる。

    この影は、おそらくユング派の人々によって説明されているような、
    人が誰でももっているこころの中にある影の部分なのだろうが、

    この絵本では、子供の心のこのような影の存在を、
    見事にイメージ化していると思う。

    センダックはクラシック音楽を聴きながら、創作することで知られているが、見る人は、絵の中にイメージ化された、圧倒的な管弦楽の響きに驚くだろう。

  • センダックが「魔笛」と幼少体験を元に5年の月日をかけて構想をねったといわれる絵本です。
    「むこう」はけして内宇宙にあるのではなく、世界は神秘に内包され均衡の上に成り立っているのだ。いろんな解釈があるようですが、不思議な魅力に満ち溢れています。

  • ホラーじゃねーか!!!!!!
    ゴブリンて赤ちゃん攫うのか・・・怖・・・
    アイダ勇ましいお姉ちゃんだな・・・

  • おぞましいえほん。
    ページの一枚ごとにきょうふがまとわりついてくる。

  • 出かけたパパが、家族を思う気持ちがいいねー

  • 絵がルネサンス期の画家のよう。肉感がある。話は、うーん。よく分からない。

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著者プロフィール

1928年三人兄弟の末っ子としてニューヨークで生まれる。子どものころ病弱だったせいもあり、本をたくさん読んで育つ。高校在学中からイラストレーターとして活躍し始め、アート・スチューデント・リーグでさらに美術を学ぶ。1947年、19歳のときに初めての作品を出版。1964年には代表作『かいじゅうたちのいるところ』(富山房)でコールデコット賞を受賞、1970年にはそのすばらしい業績に対し、アメリカ人としては初めて国際アンデルセン賞を受賞している。1983年には全米図書館協会からローラ・インガルス・ワイルダー賞を受賞。また1996年には米国民芸術勲章を授与された。その作品は世界中で愛され、日本でもほとんどすべての作品が翻訳されている。また、絵本ばかりでなく、舞台やアニメーションなど幅広い分野で輝かしい業績を残している。2012年没。

「2014年 『くま! くま! くまだらけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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