あな (こどものとも傑作集)

著者 :
制作 : 和田 誠 
  • 福音館書店
3.75
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本棚登録 : 485
レビュー : 60
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834009217

感想・レビュー・書評

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  • 人生とは穴掘り。誰に言われたわけではなく、自分の意思で掘る。というところがミソだなぁ。

  • 図書館で借りて読み。
    絵本ナビでおすすめされていたので。

    あなをほって、脇目も降らず掘って、自分の穴をたっぷり味わった後、埋め戻す。というそれだけのお話。

    なんだけど、意味もなく穴を掘るその気持ち、わかる。小4の時に庭に穴を掘ったのを思いだした。自分の穴だから水を入れて海にして遊ぼう、という妹の提案なぞ言語道断なのである。自分の穴だから、最後は自分で始末するところまで責任もってやるのである。

    5歳児はふーん、なんで?と言う感じだった。

  • 他人に左右されない心の芯のようなものを感じた。

  • そうこの感覚。穴を掘るという行為は、たき火に見入ってしまうのと同様に、人を惹きつける根源的な何かがある気がします。この絵本が何十年も読み継がれているという事実が、それを物語っていると思います。

  • 大人の自分はふーんって感想だったんだけれど、6歳の子がすごくくいついて、「表紙はね、あなから見たお空なんだよ!」と真剣な表情で話してくれた。
    自分とあなをほる主人公を重ねていたらしい。子どもにもこういう哲学的なことをしたい時があるんだな。

  • 暇な日曜日、ひろしは穴を掘りはじめた。
    いろんな人が声をかけていくけれどお構い無しに掘り続け、今度はその穴に座り続ける。
    「これはぼくのあなだ」穴の中でひろしは何を思うのか?

    大好きな谷川俊太郎の文に大好きな和田誠の絵。娘にはよくわからない部分もあったようだけれど、私は読んでいて何だかじーんときた。

    穴の中から見る青い空。自分で掘った穴からだからこそ感じる青なんだろうなぁ。
    私も見てみたい。

    • norigami112さん
      nyancomaruさん、いろんな人に色んなことを言われても一心不乱に穴を掘り続けたりしている姿に何かしら感じてしまったようです。
      みんな...
      nyancomaruさん、いろんな人に色んなことを言われても一心不乱に穴を掘り続けたりしている姿に何かしら感じてしまったようです。
      みんな「なにやってるんだ?」みたいな反応なのにお父さんだけは見守ってる(応援してる)感じがするのも心擽られました。
      2012/07/20
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「お父さんだけは見守ってる(応援してる)感じがする」
      今は、父親もウルサイのかな?黙って遣らせるって、結構度胸が必要な気がする。
      街中で、親...
      「お父さんだけは見守ってる(応援してる)感じがする」
      今は、父親もウルサイのかな?黙って遣らせるって、結構度胸が必要な気がする。
      街中で、親と離れて歩いてる子を見るだけでオロオロしちゃいます(ひょっとしたら親になったら後ろにも目が出来るのかな)。
      2012/07/23
    • norigami112さん
      nyancomaruさん、さすが子ども好きですね(*^m^*)
      このお父さんは絶妙な距離感が素敵な感じがしましたよ。
      nyancomaruさん、さすが子ども好きですね(*^m^*)
      このお父さんは絶妙な距離感が素敵な感じがしましたよ。
      2012/07/24
  • 表紙と裏表紙が 物語の途中で見せたいような…
    なんて言うんだろう。
    ふつうに読んだだけではわからないけど、主人公視点 なのか。

  • 2018/06/26 1年生(2018年度)

  • 内省的で自覚的。けれど全然説教臭くはない。自分で絵本を読めるようになったら、いつか娘にも読ませたい。

  • 変態的絵本。
    すごくシンプルで、すっきりした構成。
    絵も、お話も。
    子どもだったら、あな に憧れるだろうか?
    すぐ真似できそうな身近なこと(穴を掘る)なんだけど、なんか、癒しの話…。
    大人の自分はちょっと、疲れたときに読みたい(思い出したい)。

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著者プロフィール

谷川俊太郎(たにがわ しゅんたろう)
1931年、東京生まれ。父に、哲学者・谷川徹三。現在の東京都立豊多摩高等学校を卒業し、1948年頃から詩作の活動を開始。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』出版。以後詩、エッセー、脚本、翻訳などの分野で多岐に渡る活躍を続けている。
翻訳については、ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』や『スイミー』、ゴフスタインの絵本の数多くを手がける。詩集に『ことばあそびうた』、『みみをすます』、『日々の地図』、『はだか』、 『世間知ラズ』など、エッセー集に『散文』、『ひとり暮らし』、絵本に『わたし』『ともだち』『もこ もこもこ』、詩集に『シャガールと木の葉』、『すき』、『詩の本』、『トロムソコラージュ』など。
萩原朔太郎賞、鮎川信夫賞、三好達治賞、朝日賞など多くの受賞歴がある。

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