あな (こどものとも傑作集)

著者 :
制作 : 和田 誠 
  • 福音館書店
3.75
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本棚登録 : 548
レビュー : 66
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834009217

感想・レビュー・書評

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  • 大人の自分はふーんって感想だったんだけれど、6歳の子がすごくくいついて、「表紙はね、あなから見たお空なんだよ!」と真剣な表情で話してくれた。
    自分とあなをほる主人公を重ねていたらしい。子どもにもこういう哲学的なことをしたい時があるんだな。

  • 表紙と裏表紙が 物語の途中で見せたいような…
    なんて言うんだろう。
    ふつうに読んだだけではわからないけど、主人公視点 なのか。

  • ひろしは穴を掘って、その穴の中に座り続けました。
    「さあね」「まあね」「さあね」

    穴の中の景色、音、空気はどんなふうだったのだろう。
    そもそも、なぜひろしは穴を掘ったんだろう。
    普段と違って視点から空を見上げると、ずいぶん違って見える。
    穴の中から見える空
    空の上から見る穴の中
    なんだかわくわくしてくる、そんな一冊だった。

  • 変態的絵本。
    すごくシンプルで、すっきりした構成。
    絵も、お話も。
    子どもだったら、あな に憧れるだろうか?
    すぐ真似できそうな身近なこと(穴を掘る)なんだけど、なんか、癒しの話…。
    大人の自分はちょっと、疲れたときに読みたい(思い出したい)。

  • 男の子向けかしら?
    一見「なんでもなさそうなこと」を延々とする時間。

  • [ 内容 ]
    日曜日の朝、何もすることがなかったので、ひろしは穴を掘りはじめた。
    誰のものでもない、自分だけの穴……。
    子どもも大人も引き込んでしまう世界です。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 少年が穴をほるだけ、と言えばだけなんだけど、なんというかとても「自律的な穴掘り~穴埋め」で、同じ平らな地面でも前と後とは意味が違う感じが「絵本なればこそ」のところが好き。
    小学校4年生に読み聞かせしました。子どもたちが関心を持ってくれるかどうか自信がなかったけれど、結構気に入ってくれた様子でした。大人が心配するより、子どもには伝わり易いのかも、と思います。

  • 子供にとっての穴は
    子供にとっての正しい正義だ
    子供だけの

  • 特に面白いともいわないけど、その割に読んでた本。
    ひろしがあなから空を見上げるシーンで、
    表紙を頭の上において同じようにしたり。

  • 自分で掘った穴から見た青い空。

著者プロフィール

谷川俊太郎(たにがわ しゅんたろう)
1931年、東京生まれ。父に、哲学者・谷川徹三。現在の東京都立豊多摩高等学校を卒業し、1948年頃から詩作の活動を開始。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』出版。以後詩、エッセー、脚本、翻訳などの分野で多岐に渡る活躍を続けている。
翻訳については、ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』や『スイミー』、ゴフスタインの絵本の数多くを手がける。詩集に『ことばあそびうた』、『みみをすます』、『日々の地図』、『はだか』、 『世間知ラズ』など、エッセー集に『散文』、『ひとり暮らし』、絵本に『わたし』『ともだち』『もこ もこもこ』、詩集に『シャガールと木の葉』、『すき』、『詩の本』、『トロムソコラージュ』など。
萩原朔太郎賞、鮎川信夫賞、三好達治賞、朝日賞など多くの受賞歴がある。

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