木いちごつみ (日本傑作絵本シリーズ)

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本棚登録 : 231
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834009484

感想・レビュー・書評

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  • 実家の段ボールにしまわれていた絵本たち。
    汚れをきれいに拭いて、読み直し。
    幼少期、ぐりぐら作者姉妹の絵、文章がすごく好きだったと思い出す。
    時においしそうで、幼少期の子供の感じるものをうまくとらえているような気がする。
    オムレツみたいな色の猫、とかみかんいろの傘、とか。
    木いちごつみについての詩を小さいころに書いた気がするけれど、きっとここから来たのかもしれないな。

  • ふんわりやさしく、なつかしい、
    懐かしいって感じられる、そんな子ども時代が自分にあること。忘れていたけれど、思い出したこと。
    思い出せる、宝物がいっぱい心にある自分が幸せ者だということ。そんなことを感じました。

    木いちごのすっぱさ。きんかんも、木いちごも、おいしいおいしいといいながら食べてたなぁ。内心けっこうすっぱかったり苦かったりしたのだけど、自分で摘んで食べるワクワクでおいしく感じていた。

    みかんいろのかささして
    みかんいろのながぐつはいて
    雨を喜ぶ子の詩がかわいい。

    ぬいぐるみのくま うさぎ こりす、
    どんないろが好き?どんなベッドがいい?と、聞きながら積木を組み立てる子どもの詩も好き。

    こいぬの詩も。
    こいぬを大事に大事に思う子の気持ちが可愛い。

    時々かりて、のんびり読みたい詩集。

  • 詩の本、イラストが可愛い。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00586868

    「ちいさいなみ つめたくて ちいさいたね こぼれてて ちいさいくも うかんでて ちいさいむし はっている……」(みーつけた)、「さんぽしてるの だれかしら? きつねと たぬきの ふたりです かげぼーしみたら わかります……」(さんぽ)など、動物や自然をテーマにした15編の詩で展開。幼い子どもたちの身近な素材を、やさしい言葉でリズミカルに表現し、とりわけ楽しい絵がイメージを広げてくれます。
    (出版社HPより)

  • きいちごにとげがあるなんてはじめてしってそうなんだなーとおもいました。
    *図書館で借りた本

  • どろのなかっていう詩がすき

  • そんなところに目がいくか、そんなことを思うのかという感性。理屈じゃない。感覚に訴えかけてくる。子どもの視線にハッとする。

  • 詩の絵本をあれこれ読み進めているけれど、やっぱりやまわきゆりこさんの絵はいいなあ。

    買うならこれ。

  • K
    三歳三か月

  • 発想が素晴らしい。

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著者プロフィール

岸田衿子(きしだ えりこ)
1929年、東京生まれ。詩人、童話作家。絵本や童話の翻訳も数多く手がける。『かえってきたきつね』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞受賞。主な詩集に『あかるい日の歌』『ソナチネの木』(共に青土社)、絵本に『かばくん』『きょうのおべんとう なんだろな』(共に福音館書店)など。絵本の翻訳に『かえでがおか農場のいちねん』『わゴムはどのくらいのびるかしら?』(共にほるぷ出版)などがある。

「2020年 『みみずくと3びきのこねこ[新版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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