いちごばたけの ちいさなおばあさん (こどものとも傑作集)

  • 福音館書店
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感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834009637

感想・レビュー・書評

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  • 子どもの頃に大好きだった一冊。
    おばあさんの仕事を手伝ってあげたいと思っていた。。。

  • いちごをまっかにするやり方がロマンチックで丁寧で素敵。おばあさんの家の中にあるはっぱの敷物やキルトのかかったベッドが素敵。生活を楽しんでいる感じ。緑色の石は、同じ作者の『はなはなみんみ物語』でもキーになっていた。

  • 小さな頃に出会って以来、何度も何度も読んだ絵本。ワクワクして、涙を流し、ほっとしていました。

  • 小さいときに読んだ絵本。
    勝手にスプーンおばさんとリンクさせていた。
    『近くの畑なんかの下には、こんなおばあさんがいるのかも…』
    なんて思ってちょっとわくわくしたのを覚えています。
    今でもいちごを食べるときに、おばあさんのことを思い出します。

  • いちごはなぜ赤くて甘いのだろう?という疑問が、この本を読めば解決します。
    いちご畑の土の下には「あたしゃ いちごばたけの ばんにんさ あかい いちごは あたしが つくる あたしが はけもちゃ たちどころ はたけの いちごは あまくなる とろろっとんとん とろろっとん」と歌う、ちいさなおばあさんがいました。このおばあさんがとっても魅力的。自分の役目に誇りを持っていて、強くて、やさしいのです。

  • 幼稚園の読み聞かせで感情移入しすぎて泣きそうになりました。
    自分が小さいときに読んだ大好きな本です。

  • 大量のいちごの色付けをおばあさんが。予想外のことが起こったときに穏やかな気持ちを保つおばあさんはえらいなと。色作りと色塗りは夢みたいな話に感じた。

  • いちご精製の細かいイラストが素敵で、細部を見るほどに楽しくなる。

  • 登録番号:0142065、請求記号:E/い

  • 「いちご畑の土の中に住んでいる小さなおばあさんの仕事は、いちごに赤い色をつけることでした。ある年、春はまだなのに暖かくなって花が咲きはじめたので、おばあさんは大忙し。地中の奥深くから水を汲みあげてお日さまの光を混ぜ、石の粉を入れて赤い水を作ると、せっせといちごの実を染めていきましたが、雪が降ってきて……。身近な自然の不思議を感じさせるファンタジーです。

    読んであげるなら 4才から
    自分で読むなら 小学低学年から」
    (福音館書店HPの紹介より)

    ちいさなころに読んでもらうと、大人になってもわりとこのイメージは頭に残っている。
    私の場合、ちいさなおばあさんが心の中に住んでいるし、いちごは誰かが色を塗っているのだと、この本自体は忘れていてもどこか覚えていた。

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著者プロフィール

1939年宮城県生まれ。東京女子大学日本文学科卒業。「はなはなみんみ物語シリーズ・全3巻」(岩崎書店)で産経児童出版文化賞、『もりのおとぶくろ』(のら書店)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。その他、絵本に『いちごばたけのちいさなおばあさん』『こよみともだち』『てんさらばさらてんさらばさら』(以上福音館書店)など多数。東京都在住。

「2021年 『こうさぎとおちばおくりのうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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