まゆとおに―やまんばのむすめ まゆのおはなし (こどものとも傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
4.12
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本棚登録 : 1464
感想 : 115
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  • Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834009989

作品紹介・あらすじ

山姥の娘まゆは、ある日鬼に会います。鬼はまゆを煮て食べようとお湯を沸かしはじめます。まゆはそうとは知らず、薪の山を作ったり、かまどの石を積んだり、手伝います。その怪力に驚いた鬼も、鍋のお湯が沸くころには、もうすぐまゆを食べられるとにんまり。ところがお湯が沸くと、風呂を沸かしているとばかり思っているまゆは、「お先にどうぞ」と言うなり、鬼を鍋に放り込んでしまいます……。

感想・レビュー・書評

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  • かわいい!やまんばかっこいい!

  • 児童館にて

  • 娘がこれなら母親はどうなる?

  • まゆのファンになってしまうこと必至のお話です。

  • こどもはいらんとのことで母のみ。力持ちでやさしいやまんばのこ。

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    やけどのくすり (膏薬)をペタリと貼った鬼のおしり‼

  • 節分の読み聞かせに。絶対にうけます!

    まゆと〇〇しりーずではこれが1番好き。
    まゆの怪力ぶりが最高!
    無邪気なまゆと、まゆを食べようとしていたおにのやりとりが笑えます。

  • 素直なまゆと鬼のやり取りが可笑しくて思わず笑ってしまいます。鬼の表情もいい!子どもは「まゆ、ちからもちだね〜」と言いながら見てました。

  • 2022.9.21 2-1
    2023.2.1 1-3

  • 福音館 2004
    山姥の娘まゆは、ある日鬼に会います。鬼はまゆを煮て食べようとお湯を沸かしはじめます。まゆはそうとは知らず、薪の山を作ったり、かまどの石を積んだり、手伝います。その怪力に驚いた鬼も、鍋のお湯が沸くころには、もうすぐまゆを食べられるとにんまり。ところがお湯が沸くと、風呂を沸かしているとばかり思っているまゆは、「お先にどうぞ」と言うなり、鬼を鍋に放り込んでしまいます……。

    読んであげるなら 3才から
    自分で読むなら 小学低学年から

    感想:
    まゆシリーズは優しくて力持ちなやまんば母さんが好き。そしてまゆの後ろにくっついている表情豊かなキツネも好き。おにのパンツがふんどしなのに娘たちは「おしりおしり」と大笑い。ふんどしでよかったね、シップ貼りやすくて 笑 やまんばがにぎった、ごまやきのこやさんさいをまぜこんだとくせいおにぎりと、だいこんじる、おいしそうだなぁ。

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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