鬼が出た (たくさんのふしぎ傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 80
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834010015

感想・レビュー・書評

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  • あまりに面白いので、このまま鬼フェチになりそうだ。
    前述した図鑑と違い絵本だが、中学年くらいからなら楽しんで読めるだろうか。
    どちらかと言うと大人向けの絵本。
    30ページとは言えその内容は濃く、著者さんが様々な美術館・博物館・民芸館・図書館やお寺などを巡って取材した賜物のような作品だ。

    丑寅の方角(北東)を「鬼門」というが、それは「丑」と「寅」の顔を重ねると鬼の顔になるからだと、教わったことがある。
    たったそのひとつで、ちょっと知った気になっていた自分が本当に恥ずかしい。
    何せ知らないことの、オンパレードである。
    【子とろ 子とろ】遊びのもとは何か、風神・雷神の意味と七夕にも登場する鬼の存在、「おに」という言葉のそもそもの意味や、時には私たちを見守り救ってくれる鬼のことまで。
    また、世界の中ではどんな風に鬼が描かれているかが載っている。
    それぞれの土地の祭りに登場する鬼たちは、どんな役割を負っているのか、正しい理解の仕方がうながされると言う流れだ。
    見開きの「鬼のつくり方」が、イラストであるという以外は、載せられた資料は現存する絵巻や屏風絵である。
    子供によっては迫力のあまり恐怖を感じてしまうかもしれない。
    でもこの本の狙いはもちろんそこではない。
    終盤の京都・八坂神社の節分の鬼たちなどは、ほとんど神々しくさえ見えてくる。
    もっと研究を重ねれば私も、いつか、それなりの鬼になれるのだろうか(笑)

    「たくさんのふしぎ傑作集」の一冊。まさにたくさんの不思議があった。

  • 鬼の事が分かって面白かった!

  • 古今東西鬼の紹介

    鬼のはじまりとか鬼の役割とか

  • 節分シーズンにぴったり。
    鬼ごっこに、お寺の天の邪鬼、七夕、風神雷神、桃太郎、酒天童子などの鬼や世界の鬼や日本の鬼の登場する祭りなど、この一冊で鬼がわかる!鬼の作り方(といっても工作じゃないよ)がおもしろい。(i44)

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著者プロフィール

慶應義塾大学経済学部教授。
1956年京都府生まれ。1980年京都大学経済学部卒業、85年同大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学、89年経済学博士(京都大学)。立命館大学助教授を経て、1991年京都大学経済学部助教授、1998年より同教授。2012年4月より現職。World Association for Political Economy副会長。
主要著作に、『「政策科学」と統計的認識論』(昭和堂、1989年)、『資本主義以前の「社会主義」と資本主義後の社会主義』(大月書店、1992年)、『環太平洋諸国の興亡と相互依存』(京都大学学術出版会、1998年)、『中国の少数民族問題と経済格差』(編著、京都大学学術出版会、2012年)、『中成長を模索する中国』(編著、慶應義塾大学出版会、2016年)、『長期法則とマルクス主義――右翼、左翼、マルクス主義』(花伝社、2018年)ほか。

「2020年 『マルクス経済学 第3版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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