めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
4.22
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834010176

作品紹介・あらすじ

かんたがお宮にある大きな木の根っこの穴から落ちて訪れた国は、何ともへんてこな世界でした。そこの住人“もんもんびゃっこ”“しっかかもっかか”“おたからまんちん”とかんたは仲良しになり、時のたつのを忘れて遊び回ります。けれどもすでに夜。遊び疲れてねむった3人のそばで、心細くなったかんたが「おかあさん」と叫ぶと……躍動することばと絵が子どもたちを存分に楽しませてくれるファンタジーの絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 絵本の中で出てくる、子供が歌う歌詞が難しくて言えない…
    スムーズに子供に読めない。

    おかしな3人組、可愛いと言うよりはちょっと怖かった。

  • 読み聞かせというものをするようになってから知った本だが、その出来の良さに何度読んでも惚れ惚れする。
    無駄のない、リズム感のある文章とスピーディな展開。
    主人公『かんた』と、登場する妖怪たちの愛すべきキャラ。
    明るくて嫌味のない、鮮明な挿絵。
    怖いはずなのにどこか安心感に包まれている、不思議な魅力がたっぷり。
    そんな体験のあとの現実世界への帰り方まで、まさに冒険ファンタジーの王道で、しかもそれが10分ほどで味わえるのだ。
    『めっきらもっきら・・』というのは『かんた』が歌っためちゃくちゃ歌だが、ぜひそこも元気良く(なるべくいい加減に・笑)歌って、親子で楽しんでくれたら良いなぁと思う。

    初めて読んだときは、なぜか懐かしさがこみ上げた。
    子どもの頃の夏に、どこかでこんな体験をしたかのような。
    いや、それとも空想していたのかな。
    いつもは行けない場所に行って、いつもなら会えないような想像の中の人に会って、いつもは出来ないような遊びをする。
    みんなで、食べたことの無い美味しいものも食べたりする。
    そのワクワク・どきどき感は、大人になった今は決して味わえないのだ。
    ただ、そのワクワク・どきどき感だけはしっかり記憶に残っている。
    だからたぶん、懐かしいのだろう。
    お話の終わり方も絶妙で、ああ、そうだ、そうなんだ、と胸にストンと落ちるものがある。
    未読のお母様がいらしたら、この夏はぜひ。3歳くらいから。

  • あいかわらず子どもに人気!
    幼稚園や保育園で、読み聞かせしてもらうことが
    多いみたい^ ^

  • 好きな絵本
    でもちょっと怖かった。

    なんでこんなに頭に残る言葉を思いつくんだろう?
    天才ですね。

  • 不思議でクセになるストーリー。読みすぎてすべて暗唱できるまでに。

  • お盆に来る孫のために図書館で借りてきた。
    主人公が孫と同じ名前なのと、変な言い回しが大好きな孫が
    楽しんでくれるかなと思って借りた。

    大当たり
    「かんた」というところで、目がキラ~~ン。
    「ちんぷく まんぷく ・・・・」でめちゃくちゃな歌を作る孫。
    へんてこりんな歌、私は覚えられないんだけど、
    孫は、「ちんぷく まんぷく、あっぺらこの きんぴらこ・・・
    めっきらもっきらどおんどん」と3回の読み聞かせでスラスラ歌いだす。

    この歌、いっしょに歌っててたのしかった。

  • これわかる。友達とこ行ってさ、えーここまで来たのにいないのかよって。
    うーん。★一つってとこかな。
    でもびゃっこって名前が好きだな。
    遊んでやるからだまれ!だって。すげえ。
    こうやって遊べるとこには行ってみたい。
    なんで、これ言っちゃうとダメなの?S11

    このキツネの人、縄跳びがすっごい上手!M7

    あちらこちらで紹介されている有名な絵本。
    初めて手にした。
    彼のふてくされた様子、笑顔の絵がとにかく可愛くて。
    うふふふ、えへへへ。
    きゃー!うおー!
    そんな声が聞こえてきそう。
    夢中で遊ぶチビちゃんたちをコッソリ見ている気持ちに似てる。
    おやつ食べてるし。

    じんぷくまんぷくあっぺらぽーの
    りーとか学校の友達とかすげー早く言えるんだよ。家にこの本があるんだって!M7

  • 何度も読んでもおもしろい!
    小1の秋に読み聞かせしました。色々な場面の絵をこどもたちがよく見ているのでゆっくり進めるようにしました。最後のページも余韻を感じてとてもいいね。

  • 1年生に読み聞かせたことがある。同学年の人も集まって見るほど面白い本。今でも、海が見えるビー玉を探してる。あの呪文も空で言える。

  • 図書館で借りるのは3度目かな。よく読まれている本だけにやっぱり名作。躍動感あふれるお話、文章。絵も綺麗。迫力があってかわいいお化け。素敵な夏の夢。

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著者プロフィール

長谷川摂子(はせがわ せつこ)1944~2011島根県生まれ。東京大学大学院哲学科を中退後、公立保育園で保育士として6年間勤務した。その後、「赤門こども文庫」「おはなしくらぶ」主宰。絵本に『めっきらもっきら どおんどん』『きょだいな きょだいな』『おっきょちゃんとかっぱ』『はちかづきひめ』『みず』『さくら』『きつねにょうぼう』『かさ さしてあげるね』『おじょらぽん』、童話に『人形の旅立ち』、著書に『子どもたちと絵本』『絵本が目をさますとき』(以上、福音館書店)などがある。

「2016年 『ぐやん よやん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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