情報図鑑: 博物館から大自然までのガイドブック

制作 : 上田 篤  さとうち 藍 

• 福音館書店 (1992年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

この本は、からだのことや衣食住など身近なテーマからはじまり、見たり聞いたり遊んだりの、楽しいテーマへと広がっていきます。4000以上あるといわれる博物館、美術館や歴史的な施設、科学館、またさまざまなフィールドなどから、楽しいもの、すごくよくわかるものなど、約500か所(項目数、約2600)を厳選しました。すべて現地取材でつくりあげた情報満載のガイドブックです。少年少女〜大人まで。

感想・レビュー・書評

[ykikuchiさんの感想 · 2022年11月23日]

本書は日本全国にある博物館の逆引き事典のようなものだ。
例えば、目次にある「物語の世界」のページを開くと「赤毛のアンになる」というページに辿り着く。赤毛のアンの物語を再現した村があることがわかる。カナディアンワールドという施設が北海道にあり、その施設の概要も掲載されている。入園料中学生〜大人2000円とのこと。本書は1995年第４刷なので、今その施設に行く場合はまだその施設が運営しているのかや、入園料がいくらなのかなどは改めて調べる必要がある。
とはいえ、本書の魅力を損なうわけではなく、子供というより大人が興味を持ちそうなテーマがいろいろあり、記載の博物館に足を運んでみたくなる。自由な時間があり、持て余していたら、本書で興味あるテーマを探して博物館に行ってみるのも一考に値する。
老後というものがあれば、そのお供にいかがでしょうか？

[虎目 梨那さんの感想 · 2018年6月30日]

説明が主観的に書いてあるので、否応なしに引き込まれていく内容。施設の住所や電話番号が記載されているのも親切だ。

[magicoさんの感想 · 2011年2月16日]

このシリーズの中では一番面白い。写真なしで行って見たいと思わせる絵と文章。