アイヌ ネノアン アイヌ (たくさんのふしぎ傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 82
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834011388

作品紹介・あらすじ

この本は、北海道の先住民族アイヌの文化のすぐれた伝承者である萱野茂さんが、子ども時代の思い出とそのころのアイヌの生活や考え方をまとめたものです。小学中級むき。

感想・レビュー・書評

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  • 子供向けだけどアイヌの文化、歴史、和人との距離をアイヌ視点で描いた1冊
    ライトには書かれている。
    あとはユーカラや民話などサラッと読めるのにボリュームがある1冊

  • 北海道に住んでいながら、アイヌについて知らないことがたくさんありました。

    神様を大切にしていると聞いていたけれど、こんなにたくさんとは思わなかったし、土着的な文化や、家族や民族間の愛情も尊いものですね。

    和人よりな人間として、ごめんなさいって思いました。

    なかなか難しめだから、大人向けのアイヌ入門ってところでしょうか。あっ、こどもをあなどっているわけではなく、もちろんこどもたち向けにも良いと思います。


    ちいさな絵本や”ひだまり”さんセレクト、”10才までに読みたい、こころが豊かになる110冊”より。

  • 2022/07/04

  • 「北海道の先住民族アイヌの歴史や生活を紹介

    ずっと昔から北海道で暮らしていた先住民族アイヌ。自分たちの文化をもち、自分たちの言葉で話し、自分たちの神さまを信じてきたアイヌの人たちの歴史や生活を、2編の楽しい昔話とともにお届します。アイヌの人たちの衣食住をテーマに、当時のエピソードが詳細に描かれており、コタン(村)の人々がどのように生きてきたかを知ることができます。」

  • アイヌの言葉の重み子供向けに。

  • 4-8340-1138-0 40p 1992・10・1 1刷

  • スズメの恩返し(カムイユカラと昔話) と 二つ頭のクマ(炎の馬 アイヌ民話集)を再話している。

    沙流川のうた をカムイユーカラより採歌している。

    アイヌの紹介によい。

  • 四年

  • 絵の印象がきつくて、当時はそれほど読まなかった気がします。
    もう一度読んでみたいものです。

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著者プロフィール

1926─2006年。北海道生まれ。アイヌ文化研究者。学術博士。長年アイヌの民具や伝承を精力的に収集・記録し、1972年には二風谷アイヌ文化資料館を開設、館長を務める。1994年、アイヌ出身者としてはじめて国会議員となり、北海道旧土人保護法撤廃・アイヌ文化振興法制定などに尽力。主な著書に、『ウエペケレ集大成』(アルドオ、菊池寛賞)、『萱野茂のアイヌ神話集成』(ビクターエンタテインメント、毎日出版文化賞)、『萱野茂のアイヌ語辞典』(三省堂)がある。

「2017年 『アイヌ歳時記 二風谷のくらしと心』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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