クリスマス・クリスマス (たくさんのふしぎ傑作集)

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  • 福音館書店
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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834011401

作品紹介・あらすじ

小学中級向き。

感想・レビュー・書評

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  • クリスマスやサンタクロースの起源、サンタクロース探訪記、アメリカでのはなやかなクリスマスや、オーストラリアでの夏のクリスマスの体験など、興味深いトピックばかりだった。
    特にアメリカのクリスマスは、昔アメリカ映画で観て憧れた「クリスマス」のイメージそのものでワクワクする。
    欧米ではクリスマスは家族と過ごす日だ、とは聞いたことはあったが、これまで「家でごはんを食べる日」くらいの認識だった。しかし、この本を読んで、欧米のクリスマスは、親戚も集まる、日本のお盆やお正月みたいな位置づけの行事なのかな、と思った。
    日本のクリスマスには特に言及されていなかったが、日本にはクリスマスがどうやって伝わり広まっていったかを知るのも面白そうだなと思った。

  • 世界のクリスマスについて、写真と文で説明した本。

    たくさんのふしぎ傑作集

  • クリスマスの事が分かるわよ!‼️

  • 本書は、世界中の人がはなやかに祝うお祭りは、クリスマスだけということで、
    各国のクリスマスの様子を紹介しながら、
    クリスマスのなぜと歴史をひも解いていく。

    文体は、著者がやさしく語りかけてくるようで読みやすい。

    子どもの読者を想定しているのであるが、
    中身はきちんと現地に行って体験したことに基づいて書いているので、説得力がある。

    中身が大人にも通用するものをわかりやすくするのは、
    完全に子供向けにするのとはまた違った技術が必要なのだと感じさせられた。

    子供向けの本ではあるが、大人が読んでも楽しめる深みがある。

    著者のほかの作品を読んだことがある方なら、
    そこここに著者らしさを感じとるであろう。

    児童文学作家としてイメージされる著者だが、
    魔女に会いに行って本を書いたりもしており、取材本も読みやすい。

    各国の今(といっても20年前ではあるけれど。)のクリスマスを紹介しながら、
    サンタクロースやクリスマス・ツリーの起源などを紹介していく。

    写真やイラストがふんだんに使われていて、眺めるだけでも雰囲気を楽しめる。

    スウェーデンとフィンランドのサンタクロースの家にも訪問している。

    オーストラリアの真夏のクリスマスも紹介されていて、
    同じ日の正反対の季節を楽しめる。

    著者の真骨頂は、最終頁にすべて詰まっている。

    特に、最終パラグラフ。

    なぜクリスマスの取材に行くのかというコタエが全部ここに入っている。

    彼女がクリスマスと魔女に見た本質は同じだったのだ。

    願うこと。そして、あちらの世界とこちらの世界をつなぐこと。

    そして、そのようなまなざしを持ってクリスマスと魔女を見つめる
    角野栄子さん自身が、願う人であり、つなぐ人なのだ。

  • クリスマスのなぜ?を教えてくれる絵本。でも後半は感の鋭い子は気づいてしまうんではなかろうか?

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著者プロフィール

角野栄子
東京都生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。
ブラジルでの2年間の体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で1970年にデビューし、童話を書きはじめる。『大どろぼうブラブラ氏』で産経児童出版文化賞大賞、『魔女の宅急便』で野間児童文芸賞と小学館文学賞、『わたしのママはしずかさん』『ズボン船長さんの話』で路傍の石文学賞を受賞。また長年の業績に対して、2011年巖谷小波文芸賞、2013年東燃ゼネラル児童文化賞、2018年国際アンデルセン賞作家賞を受賞。2014年旭日小綬章。『おだんごスープ』「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズなどの絵本や童話から、『トンネルの森1945』『イコ トラベリング 1948-』などの長編小説まで、さまざまな年齢に向けた児童文学を手がけ、ロングセラーは数多い。

「2023年 『はなとりかえっこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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