ちいさなもみのき (世界傑作絵本シリーズ)

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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834011623

作品紹介・あらすじ

森のはずれの一本の小さなもみの木と、ひとりの男の子との出会いと心のふれあいを静かに、美しくえがく、やさしさあふれるクリスマス絵本。4才から。

感想・レビュー・書評

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  •  森の中のちいさなもみのきをお父さんが体の弱い息子のためにクリスマスツリーにしてくれた…
     クリスマスシーズンにぴったりの絵本。シンプルな絵もいい感じです。
     絵本の中にクリスマスでよく聴く賛美歌などのクリスマスソングの詞がいくつか挿入されてるところも物語をひきたてています。
    「もみのき もみのき いつも みどりよ…」
    みなさまにこころあたたまるクリスマスツリーの、物語がとどきますように。
    Happy holiday and gratitude of you〜
    (テキトーな英語なのでまちがっていたらすみません(;^ω^))

  • クリスマスに向け、図書館で借りた絵本のうちの1冊。
    偶然にも、おなじタイトルの違う著者の絵本が並んでいて、2冊とも借りて読み比べしました。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    足が悪くベッドから出られない男の子のために、お父さんは毎年冬になると森へでかけ、ちいさなもみの木を掘り出してきます。
    冬の間、男の子と過ごしたもみの木は、また春になると森へとかえります。
    そしてまた冬になると掘り出されて…

    そんな年を何年過ごしたでしょうか?
    今年も冬になりました。
    もみの木はお父さんを待ちます。
    けれど今年は一向に、お父さんはあらわれず…

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    このお父さんが来ない場面では、なぜお父さんが来ないのかがわからないので、いろんなこと、どちらかというと悪い方向のことを想像してしまい、かなり不安になりました。
    そしてそこからの、ラスト。
    「え〜!!!???」という衝撃、しかしその事実はかなり唐突に感じました。
    逆に読み終わってからも、そのラストにいたるまでの男の子の一年をあれこれ考えてしまい、拍手拍手で終われなかったので☆2としました。

    色数の少ない絵はシンプルながらもとても緻密で、冬の澄んだ空気感が感じることができました。
    途中、歌(クリスマスキャロル)のメロディの楽譜も載っていたりと、工夫がこらされていました。

  • ◆読み語り、本文12分。キャロルを歌って18分。
    ◆お話会x’masイベントのメインの読み語りに。少し長めで、穏やかな展開なので、子どもたちの中には飽きてしまう子もいるかと心配しましたが、照明を落とし、クリスマスツリーを照らし、キャロル部分を地元中学生合唱部有志に合唱してもらい(♪クリスマスツリー以外のキャロルは子どもたちの知っている曲に差し替えました)、よい雰囲気を保つことができました。何度読んでも、地味ながら心の交流と成長を感じる、子どもたちに伝えていきたい素敵な絵本。クリスマスが待ち遠しい(o^^o)
    【2013/12/07】

  • 子らが幼いときに買った絵本。数あるクリスマス絵本の中でもお気に入りの作品の一つ。本邦の、サンタさんがプレゼントを持ってきてくれるお祭り騒ぎとは違う、クリスマス本来の雰囲気を伝えてくれる。

  • 森のはずれに、他の樹から離れて1本だけ立っている小さなもみの木。
    このもみの木は、自分の立っている場所が寂しいのです。
    ひとりでいるよりも、誰かと一緒にいたいと思っていました。

    ある年の冬、1人の男の人がやって来て、このもみの木を丁寧に掘り起こしていきます。

    男の人には、足の悪い子どもがいて、「一緒に大きくなっておくれ。
    あの子の力になっておくれ」という祈りをこめて、この木を家に運んだのでした。

    そうして小さなもみの木は、綺麗なツリーに生まれ変わりました。
    孤独な男の子の、心にあかりを灯すような部屋の場面がしみじみと素敵です。

    春になる頃には森に返され、また雪の降る季節になると、もみの木は男の人に
    優しく掘られてあの家に行きます。
    行くたびに、少しずつ成長していく少年ともみの木。

    いくたびかの繰り返しの年月。
    でもある年の冬、もみの木が楽しみに待っているあの男の人が来ません。
    この世が冷たく空っぽに感じられるその夜、もみの木の前に現れたのは…

    原作は、生涯で90冊を越える絵本を残したマーガレット・W・ブラウン。
    挿絵は「ルピナスさん」でも紹介した、バーバラ・クーニーです。
    清らかな気持ちがふつふつと涌いてくる、クリスマスにふさわしい一冊です。
    子どもたちがキャロルを歌う場面には、右側に楽譜が付いていて、一緒に唄うことも出来ますよ。

  • 1年に1度しか来ないクリスマス。人々にとってそれぞれのクリスマスがあり毎年異なる。何気ない家族の時間と子供の成長に感謝しようと思った。

  • 図書館のクリスマスコーナーにあり、クリスマスに読みたいと借りた絵本。
    忙しくて結局年末に読むことに。クリスマスに読みたかった。

    小さなモミの木は、ある日、男の人に掘り出され家へと運び込まれた。その家には足の不自由な男の子がいて、男の子とモミの木はクリスマスを一緒に過ごした。冬が終わるとモミの木はまた森に返され、また冬になるとモミの木は男の子とクリスマスを共に楽しく過ごした。
    3年目の冬、モミの木は楽しみに待っていたが男の人は掘り出しに来なかった。
    もみの木は寂しくからっぽに感じていたが、クリスマスの日男の子が友達と一緒に雪の上を歩いてもみの木のところまでやってきて一緒にお祝いをした。

    というお話。
    もみの木の気持ちがぽつぽつと表現されていて、一緒に寂しくなったり嬉しくなったり。
    音楽も書かれてあるので、まるで映画を見ているような絵本だった。

    ここまでのシーンだけだとよい話だけれど、そのうちもみの木も忘れられるんじゃないかなとか想像してしまって、そうなった時のもみの木の気持ちを考えると寂しくなってしまった。

  • クリスマスに飾るもみの木を、心の友にしてきた病弱な男の子。男の子の部屋にもみの木を運んできたお父さんの気持ちに親としては共感する。
    もみの木とともに成長する男の子のその後を知って、読んでもらった子どもも自分のことのようにうれしくなるだろう。
    そして、もう一つ重要なのがもみの木に感情があるところ。これは日本だけではなく世界中で汎神論があることの現れだろうか。子どもには汎神論はわからなくてもなんにでも感情があり、お互いに大事にしてもらうとうれしい、ということが理解できるきっかけになるだろうか。

  • 「森のはずれの一本の小さなもみの木と、ひとりの男の子との出会いと心のふれあいを静かに、美しくえがく、やさしさあふれるクリスマス絵本。4才から。」

  • 黒と緑と赤がおりなす美しい世界。

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