モヒカン族の最後 (福音館古典童話シリーズ 30)

  • 福音館書店
4.00
  • (2)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834011654

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子供のころ初めて好きになった外国の小説。このイメージが崩れるのを恐れて読み返さなかったのですが、映画を見たことを機に読み直した。
    読んで良かった、やっぱり面白い。

    映画はダニエル・デイ・ルイス主演で、原作とは生死や恋愛対象や主題など色々違います。
    https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/B00005FPRA#comment

    小説の「モヒカン族の最後」は、作者クーパーがアメリカの開拓時代を書いた「革脚絆(かわきゃはん)物語」(レザー・ストッキング・テイルズ)と呼ばれる五部作のなかの一つ。
    この五部作の主人公は、鹿革の服と脚絆を身につけたナサニエル・バムポウ(通称ナティ)で、五部作それぞれでそれぞれの呼ばれ方をしているということ。
    この「モヒカン族の最後」では、白人だが先住アメリカ人たちと森で暮らす銃の名手ということから”ホークアイ(鷹の目)”と呼ばれている。年齢は30代後半。
    なお題名の「The Last of the Mohicans」は「モヒカン族の最後の一人」「最後のモヒカン族の者」という意味で、登場人物の若い先住アメリカ人のことを示すのだが、日本語訳の「モヒカン族の最後」だと、モヒカン族という種族が消滅という印象になる。こっちも内容に合っていると思う。

    物語の舞台は植民地時代1757年のアメリカ。
    ヨーロッパ全域で行われた”7年戦争”と同時期に、アメリカ大陸ではイギリスとフランスとの戦争が繰り広げられていた。
    カナダはフランス領、アメリカはイギリス領であり、フランスは多くの先住アメリカ人の部族と連合を結び、イギリス植民地軍を攻撃した。
    そのためイギリスではこの戦争をフレンチ=インディアン戦争(フランスおよびインディアンとの戦争)という。(※本文にもちょこっと書かれているけれど、若き日のジョージ・ワシントンも従軍した)
    しかしそれは、もともと同じ部族同士が敵味方に別れたり、フランスと連合を結んだ同士の部族の争いは続いたり、ヨーロッパの戦争とネイティブアメリカンの民族同士の戦争のルールの違いなどが生じていた。
     ※なお、本文では原書を尊重して「インディアン」と表記しいますが、私のレビューでは今日の言い方の「先住アメリカ人」と書きます(原書や翻訳が悪いといってるわけではありませんよ)。

    ただし小説においてのネイティブアメリカンの種族表記は正確ではないし、そもそも作者のクーパーがモヒカン族とモヒーガン族を混同しているらしい。”モヒーガン族”はイギリス植民者たちに協力して他部族の壊滅に手を貸した。”モヒカン族”は欧州における新大陸開拓に追いやられて消滅した種族。
    題名の「The Last of the Mohicans」は、”モヒカン族最後の末裔”である若き酋長のアンカスのことなのだが、このアンカスという名前は、実際にはモヒーガン族酋長の名前なんだそうだ。
    この小説においてのモヒカン族は、デラウェア族を本流として枝分かれした部族となっている。
     敵役のヒューロン族は、フランス側と協定を結びイギリスとの戦闘を行っている。
     モヒカン本流のデラウェア族は、この戦争により種族が分裂してしまい、デラウエア川周辺で昔ながらの暮らしをする部族、カナダに移り住んだ部族がいる。
     デラウェア族とヒューロン族は本来敵同士だが、フランスと協定を結んでいるので一応の停戦状態。

    そんな時代を舞台にして物語はイギリス軍のウィリアム・ヘンリー砦に向かうイギリス人一行とともに始まる。
     ウィリアム・ヘンリー砦を守る父マンロウ大佐を訪ねる娘のコーラとアリス、
     彼女たちに付き添うダンカン・ヘイワード少佐、
     たまたま同行することになった賛美歌教師のデイビット、
     そして彼らを案内するのはイギリス軍の斥候をしているネイティブアメリカンのマグア。
    だがマグアは、”抜け目ない狐”と呼ばれるフランス軍と契約をしているヒューロン族の酋長の一人であり、マンロウ大佐に恨みを持ち、娘たちを捕虜にしようとしていた。

    そんな”抜け目のない狐”マグアを怪しみ彼からから離れたイギリス人の一行は、3人の男たちに行き合う。
     イギリス軍の斥候であり、森の猟師であるホークアイ(本名ナサニエル・バムポウ)、
     モヒカン族勇敢な戦士で”偉大な蛇”の呼名を持つチンガチグック、
     その精悍な息子で、若いモヒカン族酋長”はしこい鹿”のアンカス。
    ヘイワード少佐の話を聞いたホークアイは、マグアがすぐにヒューロン族を率いて襲ってくるだろうこと、そして自分たちがウィリアム・ヘンリー砦まで案内すると申し出る。
    追跡してくるヒューロン族をかわし、途中では戦闘になり、一時は捕虜になるなどの危機を迎えるが、ホークアイとモヒカン親子の戦いにより、なんとかウィリアム・ヘンリー砦に辿り着く。

    この旅路はかなり危険ではあるけれど、登場人物たちの人物像や新大陸での宗教観などが出ていて読んでいても楽しい。
    ホークアイは「自分は無神論者」「本は一冊も読んだことはない。自然そのものが本だ」などと繰り返すのだが、霊的なものを怯えるような面も持つ。
    物語においてコメディ担当?のような賛美歌の先生デイビットは、長身に長い手足が見るからにアンバランス、服装もなんか珍妙、場違いに大声で歌を歌いだす、そしてキリスト教の考えも田舎の村の辺境的な独自のものになっている。
    ヘイワード少佐は、若くして少佐に取り立てられ、フランス語も話せて銃の腕や交渉人としても優秀な実に凛々しい若武者ではあるのだが、それはあくまでも上品なヨーロッパ社会においてであり、新大陸アメリカの原始の力の前ではどうも翻弄される側となってしまっている。冒頭から”抜け目のない狐”マグアには裏をかかれっぱなし、ホークアイとは年の離れた親友ともいえる仲にはなったが「あんたの知恵は机の上のもの」という扱いをされるし。しかし根はいいやつなので「がんばれ若者!」と言いたくなる(笑)

    しかし辿り着いたウィリアム・ヘンリー砦はフランス軍に取り囲まれていた。
    対陣しているフランスのモンカルム将軍(実在)は、ヨーロッパの戦争における騎士道精神を示しイギリス軍に対して「降伏して砦を明け渡せば、追撃はしないし、イギリス軍旗もそのまま持っていって良い」と告げる。

    だがこのヨーロッパの戦争の理屈は先住アメリカ人たちには通じなかった。
    砦を出たイギリス軍にヒューロン族が襲いかかり殺戮となる。
    この殺戮に対しては、作者クーパーも一言申し上げたい様子だ。
     「白人には白人の戦争の掟がある。先住アメリカ人には先住アメリカ人の戦争の掟がある。先住アメリカ人はモンカルム将軍の手に余りすぎた。目先の利益に飛びつき危ない契約をしてしまった。モンカルム将軍は礼儀正しく勇敢で騎士道精神を持つ軍人だったが、ヒューロン族によるイギリス軍虐殺を止めようとしなかったことから避難を浴びることになる」
     かなり意訳ですが、そんなことを言っているので、実際にそのような歴史評価なのか、作者クーパーの怒りがこもっているのだろうか。

    そのイギリス軍とヒューロン族の激しい戦闘のさなか、コーラとアリス姉妹とデイビットとがマグアに連れ去られる。
    数日後、モヒカン族の親子、ホークアイ、マンロウ大佐、ヘイワード少佐は救出に向う。

    この森の探索の駆け引きはなかなか面白い。
    足跡を偽装し追手を撒こうとするマグアと、その痕跡を探し当てる追跡者たち。
    そしてヒューロン族の村にたどり着いた彼らは、妹のアリスがこの村に囚われていると知る。
    アリスに恋するヘイワード少佐は、自らが村に忍び込むといって、ヒューロン族が同盟を結んでいるフランス人の振りをして村に入り込む。

    なおこのイギリス人姉妹ですが、姉のコーラは黒髪でしっかり者、妹のアリスは金髪で可愛らしい。
    物コーラの母はマンロウ大佐が西インド諸島に赴任した時の最初の妻だが、彼女は祖先に黒人奴隷の女性を持っていた。妹のアリスは二番目の妻の娘で、現代的な無邪気さ可愛らしさなんだが、この物語ではだいたい泣くか気絶するかしている(イギリスのお嬢さんが、原始の森で戦闘に巻き込まれたりアメリカ先住民に捕まって殺されかけたら、そりゃー泣いたり倒れたりするよね、とは思うが)。
    この姉妹の事が書かれるときには、コーラのほうが美しさと気高さと優しさと逆境にも負けない強い心を持ち、人々から尊敬されると書かれている。
    ヘイワード少佐は、ウィリアム・ヘンリー砦にいた頃にマンロウ大佐にアリスとの結婚を申し込んでいるのだが、マンロウ大佐は「姉のコーラでなく妹のアリスなのか?君はコーラの血筋に偏見があるんじゃないだろうね?」と言う(これに関しては、ヘイワード少佐はしっかり者の女性より可愛らしいお嬢さんのほうが好みなだけなんじゃないのという気もするんですけど)。新大陸ではあらゆる民族や人種が交わり合ってゆくことへの現れや、それに伴う社会の偏見の現れもあるのだろうか。

    そして姉のコーラには、モヒカン族のアンカスが好意を寄せている。
    作者クーパーはこのアンカスを”高貴な野蛮人”と位置づけているのか、「彼が持つ憐れみの心は知性以上の高貴さを与えていて、当時のネイティブアメリカンたちから何百年も進んでいた」「ネイティブアメリカンの男性は、本来は女性に遜ってはいけないのだが、アンカスがコーラとアリス(とくにコーラに対して)にかしずく様子は従者のように重々しく礼儀正しかった」など、先住アメリカ人としての誇り高さと、古来からの戦士の血と、そして新しい時代の価値観とを持つ者としている。

    さて、ヒューロン族の村に潜り込んだヘイワード少佐はアリスを見つけ出す。
    だがその時村の広場に引き出された捕虜を見て愕然とした。
    アンカスがヒューロン族に捕まったのだ。
    しかし命の危険にあっても落ち着いて堂々とした態度を崩さないアンカスは”はしこい鹿”の呼名の通りにヒューロン族を翻弄する。

     この場面は、圧倒的不利なアンカス、ホークアイ、ヘイワードがヒューロン族を出し抜くので読んでいてワクワクスッキリというところ。
    ホークアイはアンカス救出のために熊の皮を被ってヒューロン族の村に潜り込んでヘイワード少佐の前に立つのだが、ヘイワード少佐は「変な熊に目をつけられた〜」と本気で怯たり、ここでコメディ担当のデイビット先生がアンカスの身代わりを申し出て格好良かったり、敵地のど真ん中の緊迫でありながら息抜き場面でもある。デイビットは”キチガイ”と思われたためにヒューロン族からは半分神がかり扱いで自由に動けるというなんか特別扱いっぷり(笑)。

    見事ヒューロン族の村を抜け出した一行は、コーラが捕虜として預けられているデラウェア族の村に向かう。
    デラウェア族はかつてはデラウェア川のほとりで住んでいた一大部族だったが、白人に住処を追いやられ、カナダに移住した者たち、残ってフランスと戦う者たちなど分裂していた。
    そんなデラウェア族にとっては、イギリス人とモヒカン族とはもう敵だったのだ。
    そして”抜け目のない狐”のマグアも捕虜返還を求めてくる。
    マグアとホークアイの間で交渉と主権の主張の争いが行われ、その審判に現れたのはデラウェア族の大聖人のタムナンドだった。
    タムナンドは先住アメリカ人の掟に従い捕虜たちをヒューロン族に引き渡すと告げる。だがその審判のさなかに、モヒカン族のアンカスがデラウェア族の中でも正統な血筋を引き、まさにこの大聖人の正統な跡取りだということが判明する。
    新たなアンカスの証言により、コーラ以外の者の自由は保証された。だがコーラだけはマグアの捕虜だった。そしてマグアはコーラを妻にするとして連れ去ってゆく。

    そんなマグアとヒューロン族に対して、デラウェア族の大酋長となったアンカスが宣戦布告を行い、そして彼の号令の元、デラウェア族とヒューロン族との全面戦争が始まる。
    だがそれは、大いなる悲劇へと向かうのだった…。

    ===
    福音館の「福音館古典童話シリーズ」に一作ですが、これを子供が読んで楽しめたらすごいなあと思う。(私が子供の頃読んだのはもっと簡易になっている物語だった)

    ここで書かれているネイティブアメリカンたちは、迷信を信じていたり、戦いにより敵の頭の皮を剥ぐような野蛮で原始的な面があったり、物語上モヒカンは良くヒューロン族は悪いと決めつけている面もある。
    しかしそのような面があったとしても、登場人物たちは魅力的だし、上品な白人たちの前に立ちふさがる新大陸の原始の力は圧倒的だし、先住アメリカ人たちの風習や交渉などはかなり興味深いし、なんといってもお話として非常に面白い。
    悲劇のラストは哀しいんだが、この後の歴史を考えたらなー、悲劇が早いか遅いかという気もするし…。

    さらに子供の頃の私が惹かれたのが名前とは別の種族での呼名。なんか格好いいじゃないですか(笑)
    ということで最後は呼名について。

    ナサニエル・バムポウ:「ホークアイ」
     銃の名手だということで味方のデラウェア族がつけた呼名。敵であるヒューロン族やフランス軍からは“長い銃(Long Rifle)”と呼ばれるのだが、本人はこの呼名は不本意で「おれの銃は”鹿殺しの銃”であってLong Rifleじゃねえ!」と怒っている。違いがわからないのだが(すみません^^;)俺は猟師であって人殺しじゃねえってことかな??
     彼は「歌が下手」「森で音を出さないために、声を出さずに、しかし心から大笑いする」などたまに面白いヤツになる。

    ダンカン・ヘイワード少佐:「ひろげた手」
     友好的で気前が良いのでイギリス同盟ネイティブアメリカンから呼ばれているらしい。…褒められてるの?たかられてるの?

    チンガチグック:「大きな蛇・偉大な蛇」
     ”人間とは曲りくねるということを理解していながら黙っている、敵にとって一番思いがけない瞬間に決定的な一撃を与える”ということ。
     独特の誇りと不動の意志を持ち、敵の頭を剥ぐという(白人の思う)ネイティブアメリカンの残酷さと、ヨーロッパ社会の貴族精神と同等の誇りを持つ。

    アンカス:「はしこい鹿・跳ね回る大鹿」
     鹿は早いが弱い、大鹿は強い、ということで、敵のヒューロン族からは「あいつは”鹿”であって”大鹿”ではないんだ!」と言われている。まあ敵が認めたくないくらい強くて早くて賢いのでしょう(笑) 
    原題「The Last of the Mohicans」とは、「最後のモヒカン族の者」であり、彼のこと。
     物語前半では「目上の者の許可がなければ話さない」「先住アメリカ人らしくないくらい女性には紳士的」と言われるくらい無言実行だったのが、後半のコーラ救出では感情爆発。死の危険にあっても慌てず、ヒューロン族やデラウェア族を相手に鮮やかな弁論を繰り広げ、精悍な外見もありあっというまにデラウェア族指導者に。
     先住アメリカ人の誇りと、ヨーロッパの洗練された考えを併せ持つ人物として書かれているのだが…
    …司令者が先陣切っちゃいけないよ…と思う反面、自分のための戦いの司令者だからこそ先陣切ったんだろうなとも思う…。滅びる先住民の悲劇を体現した人物。

    • midnightwakeupperさん
      シオドーラ=クローバー『イシ』には、白人がインディアンの頭皮を束にして持ち歩いているのを見てヤヒ族の少年が激怒して白人の宿舎に放火しに行って...
      シオドーラ=クローバー『イシ』には、白人がインディアンの頭皮を束にして持ち歩いているのを見てヤヒ族の少年が激怒して白人の宿舎に放火しに行って銃殺される場面がありました(カリフォルニア北端のインディアンは銃砲を知らなかった)。白人は中部インディアンの風習をカッコいいと思って真似たのでしょうか。
      2020/12/26
    • 淳水堂さん
      midnightwakeupperさん
      こんにちは。コメントありがとうございます。

      「イシ」は読んだことがないのですがずっと気にな...
      midnightwakeupperさん
      こんにちは。コメントありがとうございます。

      「イシ」は読んだことがないのですがずっと気になっているなかの1冊ではあります。こちらも読んでみます。

      「モヒカン族の最後」から40年後の「開拓者たち」(執筆はこちらのほうが先)では老猟師となったホークアイが
      「敵の頭皮を取る習性はもともとは白人が持ち込んだもの。インディアンたちは平和だったのに」みたいなことを嘆いていました。

      今検索してみたら、wikiの「アメリカ大陸」の項目にも、「元はインディアン独自の風習ではなく、合衆国政府が殺害の証拠としてインディアンの頭皮に懸賞金を賭けたことが起源」という説明がありました。
      https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%AE%E5%89%A5%E3%81%8E%E3%81%AE%E5%88%91
      (このwikiの他の項目が怖すぎる…)

      「イシ」のそのエピソードは、戦地で残酷な行為を楽しんでいるような嫌な印象ですね。。
      2020/12/27
  • 滅びゆく民族の闘争物。
    …だったと思う。

    幼少時に「世界少年少女文学全集」にて。
    民族(族長?)のプライドに小学生ながら感動した覚えがある。
    「ラストオブモヒカン」の元ネタらしい。
    私が読んだ時のタイトルは「モヒカン族の最期」。
    そこで初めて「最後」と「最期」の意味の違いを知ったんだけどネタばれになるから止めたのかな?

    表紙の出るやつで登録。

  • フレンチ&インディアン戦争のカナダとの国境に近いNY州(当時、都会は東海岸だけ)。P324「ずるがしこい白人は、敵と味方をごちゃまぜにし…ヒューロン族とオナイダ族はほとんど同じ言葉なのに殺し合っている…デラウェア族は二つに分かれしまい、大部分はヒューロン族を憎むあまりカナダに移った…」部族対立を煽ってイギリスとフランスの代理戦争が行われ、「ウイリアム・ヘンリー砦の大虐殺」、人質(戦利品)とされた将軍の二人の娘を追跡…

  • モヒカン族って一体なんだという思った人は読んでみてください。

  • 4834011658 579p 1993・3・1 初版

  • インディアンうそつかない?
    読みごたえある本です。

全8件中 1 - 8件を表示

ジェイムズ・フェニモアクーパーの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヘミングウェイ
オトフリート=プ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×