魔女の宅急便〈その2〉キキと新しい魔法 (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834011746

感想・レビュー・書評

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  • 子どもと一緒に読んでいます。
    新しい魔法が使えるようになるなんて知らなかった〜!14歳のキキの姿が見れて嬉しい一冊でした。

  • 魔女のキキの修行2年目。
    15歳になり、大人に近付く毎にちょっと不安な気持ちも芽生えてイライラしたり上手く飛べなくなったりするけれど、素敵な街の人との出会いは確実にキキを成長させていく。ホウキも立派に作り替えれたし、なんと!くしゃみ薬も作れるように。
    この巻では、ちょっぴり切ない…でも温かいお話が多かった。3巻も楽しみ。

  • キキは2年めになって配達の仕事で悩んだり、とんぼさんのことが気になったり、ほうきでうまく飛べなくなったり、いろんな壁にぶつかっている。
    杖を持った帽子屋のおじいさんの話、好き。
    「赤い靴を運ぶ」話のコダマさん。多分認知症なのだけど、困惑するキキに対して、まじめな目でみつめて、「たぶん、あのおばあちゃん、自分の時間をもってるんだよ」と言えるとんぼさん素敵。
    それから「だって、キキは必要な人なんですもの」と言ってくれるコキリさんも良いなあ。

  • キキの生活は2年め、お届けものも色々。大事件というほどのことは起きないけれど、「運ぶ」行為を通じてたくさんの人生模様が描かれ、キキも様々な影響を受けながら少しずつ成長していく。じわじわと良さが滲み出てくる作風が素敵。

  • ①と同じく、あっという間に読んだ。

    キキが色々な人と出会って、色々なことを考えて、色々な気持ちになると私もおんなじように、色々な人に出会った気持ちになる。

    映画のキキやトンボや、オソノさんが時々頭に浮かぶ。

    全シリーズ読みたい。

  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/559168

  • 少しずつ大人になっていくキキが愛おしい。
    くしゃみ薬を作ろうと決心するキキにも感動したけど、
    満月のもとでコキリさんとならんで儀式をする挿絵がたまらくよくて、心を打たれた。

  • 2013.06.25読了

  • 児童書だからなのか、作者の特徴なのかわからないけど、ところどころ文体というか文章表現が分かりづらいところがあって割と読むのがたいへんだった。あと、一巻もそうだったんだけど、登場人物に自分勝手な人がすごく多い気がして読んでてイラっとすることも多かった。笑
    でも、その位じゃないと「物語」にはならないのかなとかも後から考えたりした。

  • 1冊目がわくわくする楽しいお話ばかりだったのに対して、切なくなるようなお話が多かったです。
    特に杖のおじいさんの話はホロリとしました。
    ジブリのキキからはだいぶ大人っぽくなってる印象を受けました。

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著者プロフィール

1935(昭和10)年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社に勤務する。25歳の時からブラジルに2年間滞在し、その体験をもとにしたノンフィクション『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で作家デビュー。著書に『ズボン船長さんの話』『小さなおばけ』シリーズ、『魔女の宅急便』『ぼくびょうきじゃないよ』『おだんごスープ』『ラストラン』など数多くの絵本・児童文学作品がある。産経児童出版文化賞大賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文学賞、小学館文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など受賞作品多数。

「2017年 『いろはにほほほ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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