にぎりめし ごろごろ (こどものとも傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
3.33
  • (7)
  • (11)
  • (27)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 235
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834012262

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「おむすびころりん」とは違って、地蔵さまやおにたちが出てくる。隣の欲張りは、婆さんではなく爺さん。赤羽末吉の絵はさすがにいい。

  • 手に取る機会があって読みました。

    「むかし、あったけずおん。」
    むかし、きこりの じさまが いた。
    きを きって、ひるに なったので、にぎりめしを たべようと すると、にぎりめしは、 ころんと ころがりおちて、ころころと ころがりだした。
    ころがった さきは、じぞうさまの おどうで……。

    よくある類型の昔話?(不勉強でわからず……)
    いいじさまと、となりのわるいじさまのお話。
    わるいじさまは報いを受ける。
    方言がきつく、ふつうに読んでいると、子どもが意味を聞き返してくるんじゃないかというレベルなので、※で小さく注が入っている。
    そして最後は、はだかのばさまと、しょぼしょぼじさま、個人的にはそんなにおすすめしない。

  • 「おむすびころりん」かと思いきや。
    日本ではおむすび、外国ではパンが転がる話がたくさんある。どんな起源なんだろう。おもしろい。

  • おむすびコロリンすってんてんの話と同じかな?
    なかなか鉛がすごいので読むのに戸惑った笑。

    おむすびコロリンの話は鬼が出てきたんだったっけ?と読んでいて昔の話覚えているようです覚えてないなぁと思った。

  • 4歳7ヶ月姉姫の為に借りた絵本。
    こういう「よくある昔話」って、私達はそれこそ『にほんむかしばなし』のアニメでさんざん堪能してきて、ある程度似たような話とかバリエとか肌で覚えてきたのだけれども、今の子供ってそういう「自然に入ってくるもの」がないから、こっちが意識して与えていかないといかんのよね。そういう意味では本当に大変。もし宝くじが当たったら『にほんむかしばなし』のDVD全集は欲しい、とか、この場の気の迷いで思ってみたり。

    でも、やっぱりこういう不変な因果応報譚というのはわかりやすくて親しみやすいものみたいでして、2歳3ヶ月ちび姫と共に「絵が変~」とか言いながらも楽しんでました。ついつい親から説教臭く解説加えたくなるのをちょびっと自重。

  • 現任校赴任1年目に
    学習発表会の劇の原作。
    こちらも、かけがえのない1冊である。

  • 3年生

  • 欲張ると良くないという話

  • 欲張りはダメという定番の昔話。

  • 3歳6ヶ月 図書館

    息子が昔話の語り口が好きなようなので、こちらもセレクト。何度か選んで持ってくる。
    「にぎりめし」と言っていることがあるので、なんとなく面白いと感じているところがあるのかな。
    昔話だと「ねずみのすもう」の方が好き。


    3才〜「むかし、あったけずおん。きこりの じさま、すんでいたっけと。」

全22件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

小林輝子 小林輝子(こばやし てるこ)1934年、岩手県に生まれる。俳句を作るかたわら、昔話を聞き集めている。著書に、句集『木地師妻』『人形笛』(以上牧羊社)、絵本『にぎりめしごろごろ』(福音館書店)などがある。現在、風土同人、俳人協会会員。岩手県在住。

「2008年 『そばがらじさま と まめじさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小林輝子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×