たからさがし

著者 : 中川李枝子

• 福音館書店 (1994年3月10日発売)

感想・レビュー・書評

[あおちゃんさんの感想 · 2023年5月4日]

さいごともだちになれてよかった

[F本さんの感想 · 2018年2月10日]

ある日、たからさがしに出掛けたゆうじ。原っぱですてきな棒を見つけますが、丁度その時、うさぎの男の子・ギックが飛んできて、その棒を先に見つけたのは自分だと主張します。

ま　た　ゆ　う　じ　か　！！！

名作『そらいろのたね』『ねことらくん』に続いてまたしてもゆうじが動物に絡まれている！
……と思ったんですけど、『たからさがし』は初出が1964年、『そらいろのたね』は1967年と、『たからさがし』の方が先だったんですね。

このゆうじシリーズ、登場する動物たちのキャラが濃い上にゆうじもまた超然とした少年で、読む度に「きみすごいな！！！」と思ってしまうのですが、本書で繰り広げられるギックとのやりとりもかなりダイナミックでした。

全てがあるべきところに収まっていくラストが素晴らしい。

[官僚主義的なの大好きなおんなのこさんの感想 · 2012年5月8日]

じわじわくる。

[すよさんの感想 · 2022年4月12日]

絵本を読んでると次女が邪魔してきてなんとなく長女も落ち着いて読めてないのが最近可愛そうだなとおもってる。

次女のいやいや期が始まって一日泣きわめいてて私も心が疲れてきたな、、体的にも疲れてるけどಠಗಠ
ただ時がたつのをまつしかないけど、辛い。

この絵本は可愛い本だったな。杖を取り合いするけど結局はうさぎのおばあちゃんにあげて仲良くなるっていう話。ほっこりした。

[りぶれさんの感想 · 2021年8月29日]

おばあちゃん、知らずにそうなったのか、知っててそうなったのか。でも最強でした。（5歳）

[alouette18さんの感想 · 2021年6月15日]

ゆうじとうさぎの子ギックがみつけたぼうの取り合いからかけっこ、すもう、はばとびで決着をつけようとしますが決まらずおばあちゃんのいえに行くと…

ものの取り合いをしても、こんなふうに終われたらいいな。

[hibiehonさんの感想 · 2020年3月4日]

ゆうじとギックのライバルあらそい。ジブリの短編にもなったおはなし。おばあちゃんが喜んでくれるならいいやっていう優しさ。

[モモさんの感想 · 2020年2月16日]

図書館

[Eさんの感想 · 2019年5月21日]

『よみきかせのきほん』で知り、借りて読んだ。

ゆうじは はらっぱで すばらしい ぼうを みつけました。
ちょうど そのとき、うさぎのギックが とんできました。
どちらが さきに ぼうを みつけたのでしょう。
ゆうじと ギック、どちらが ぼうを もらうか しょうぶです。

おばあちゃんが出てきても、つえのことに気づきませんでした……。
途中からふたりがなかよくなる、なにか「おおきなもの」の前では、これまでのことはいい意味でどうでもよくなってしまう、そういうことってあるよなぁと思いました。
ほめられたり、おいしいものを食べたりするのって、嬉しいものですよね。
読みはじめはどうかなと思いましたが、読み終わると満足できました。
絵本のなかでは半袖ですが、おばあちゃんが出てくるので９月くらいまではいけるかも、と思いましたが「きんせんか」が出てきたので春がいいかな。

[フラニーさんの感想 · 2019年3月1日]

可愛らしい。

つえのとりあいで勝負をするゆうじとうさぎのギック。

でも勝負がらつかないので、おばあちゃんにかんがえてもらうことに。
おばあちゃんが思いついたのは、「たからさがし」
そして2人が持ってきたのは…？

敬老の日なんかに読んでも素敵かもー。

著者プロフィール

中川李枝子　札幌に生まれる。東京都立高等保母学院を卒業後、保母として働くかたわら、児童文学グループ＜いたどり＞の同人として創作活動を続けた。1962年に出版された童話『いやいやえん』（福音館書店）は、厚生大臣賞、ＮＨＫ児童文学奨励賞、サンケイ児童出版文化賞、野間児童文芸賞推奨作品賞を受賞した。主な著書に、童話『ももいろのきりん』『かえるのエルタ』、絵本には『そらいろのたね』『はじめてのゆき』「ぐりとぐら」のシリーズなど、多数ある。東京在住。

「2022年 『ぐりとぐらカレンダー2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」