アラスカ 光と風 (福音館日曜日文庫)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834012897

感想・レビュー・書評

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  • S図書館
    この本は加筆修正して1995年再発行された

    冒険家の植村直己氏は、高い山の前に低山で練習したり、海外行く前に日本縦断したり、体力の面、犬そりやエスキモー人に教えてもらったりと準備を怠らなかった
    それでもハプニングや悲劇は起きてしまった
    一方その当時、星野氏は準備が苦手、食料計算ができない(どっさり買い込み旅の途中で何度かチェックしながら調整していくやり方)、銃を持たずに北極へ行ったとあった
    この本を読んで、厳しい言い方だが、星野氏は動物写真家として少し危機管理の甘さがあったのではと疑問が残った
    自然相手は何があるかわからない
    臆測だがテレビクルーの人達がいるから、気が緩んでクマに襲われたのだろうか?
    そうは言うものの、素晴らしい功績を残していたのは間違いない
    すばらしい写真や著書は誇らしいことだ

    1971年6月 郵便機でシシュマレフ村に到着
    1981年からアラスカに住み着いた
    シールオイルのすごい匂いにすぐ慣れた
    カヤックが流されたハプニング

    《抜粋》
    18歳の頃だったと思う
    北方の自然への興味がどうしようもなく募っていた
    なぜなのかはわからない
    説明のつかない恋心のようなものだったのだろう
    シベリアでもアラスカでも北海道でも良かったのかもしれない
    子供が夢を託すような漠然とした北の世界への憧れだった

    オーロラ
    201オーロラのエネルギーはビックピークに達しようとしている
    光の渦は次第に天頂に集まってきた
    これからどうなるかはもうわかっている
    コロナという現象が、強いオーロラ活動の最後には必ずくる
    光の中心が天頂に来るのと同時に、音もなく爆発しまるで巨大な線香花火のように光の帯が天空に飛び散った
    見事としか言いようがない
    極光は最後の力を使い果たしたの如く輝きを失っていった

  • 素晴らしい作品
    防寒には毛皮が一番
    事故で亡くなれたのが残念

  • 星野さんのことは知ってた。確か、子どもの教科書にも載ってたし、あの事故のニュースを覚えている。ただ、こうやって著書を手に取ったのは初めて。だから、星野さんについてはざっくりとした情報しか持ってなかった、アラスカなどで写真を撮ってる方くらいの・・。
    少し前に、NHKBSだったか、星野さんが初めて滞在したアラスカの地に息子さんが訪れた番組を見た。そこで、星野さんがアラスカを訪れることになった経緯を少し知ることになった。
    今回、この本を読んで、いろんな点と線がつながった気がした。
    多様性に言及している部分は、自分でも書き抜いていたのだけど、小川さんも取り上げてくださってて、うれしかった。

  • 2020/12/9
    アラスカ、行くことはないか。

  • 今は亡き星野道夫のアラスカへの思いが濃縮されて詰まっている。

    1980年代に言ってみれば“飛込み”でエスキモーの村に行ってみたり、一緒にクジラ漁に出たり、はたまたマッキンリーとオーロラを撮影するために真冬のアラスカの山の中に単独2ヶ月滞在したり、流氷をかき分けてカヌーで旅をしたり。

    アラスカ人以上にアラスカ人になった星野道夫。
    つらい事や危なかった事など山程あっただろうにそれにはあまり触れられていない。
    兎に角、楽しくて仕方なかったという感じがヒシヒシと伝わる。
    まるで自分もその横にいるかのよう。

    息をのむような写真も差し込まれており、時代を感じさせない素晴らしい一冊。

  • 秋のブルーベリー畑

  • 壮大な自然の描写に圧倒されます。自分のなんとちんまりした世界に生きているということを。
    ほんと大阪の冬なんてあったかい。Tシャツ一枚で過ごせそうな気がしてくる。
    それにしても星野さんに今のアラスカを伝えてほしかった。。

  • ヴィレッジバンガードで偶然見かけて買った本。その辺の本屋さんでは扱っておらず、この出会いはさすがヴィレバンといった感じ。福音館書店だけど絵本ではない。

    アラスカへの最初の旅立ち、カリブー撮影行、クジラ漁などの一つ一つのエピソードが、他の本より詳しく描かれているように感じた。星野道夫の原点に触れられる。

    ところどころ挿入されている写真もいい写真が多い。「もし自分のアラスカを一枚の写真で見せろと言われたなら、ぼくは今でもこのブリザードの中のカリブーを選ぶだろう。」という、カリブーの写真は幻想的でいい。クジラ漁の時の写真も好きだし、もちろんオーロラもいい。アラスカと聞くと雪と氷の世界みたいなイメージを持っちゃうけど、こんなに色鮮やかな世界なんだと思わせてくれる。

    この人の本を読む度に、やっぱりいいなと思う。あくせくした生活の中で、時々この人の本をのんびり読むと精神的な豊かさが増す。そんな気がする。

  • 星野道夫さんというひとの知的さに、いつも驚く。
    アラスカは、はやくいかなければ…

  • 星野さんの本は、どうしてこんなにも心をとらえるのでしょうか。爽やかというのでしょうか、清々しい思いになるのです。
    本に描かれている風景を私も実際に見ているようなそんな感覚になります。

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著者プロフィール

写真家・探検家

「2021年 『星野道夫 約束の川』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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