人間・アリ・象: 動物と大きさ (福音館の科学の本)

  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (101ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834013153

感想・レビュー・書評

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  •  ガリバーのお話はみんなしっているでしょう。ただ,よく知っているのはガリバーが小人の国に行った話ですが,スィフトの書いた「ガリバー旅行記」にはもっとほかの話も載っています。例えば,大きな人の国にも行っているのです。
     さて本書は,そんなガリバー旅行記を取り上げながら,「もしもそういう人間がいたとすると,その骨格や筋肉や食事の量などはどうなるのか」を科学的な目で切り取った内容となっています。
     柳田の『空想科学読本』のようなものだと言えば,科学好きな人は分かるかな。
     同じような仕組みの場合,小さい動物の目が大きくて、大きい動物の目が小さいわけも納得できます。
     空想の物語を取り上げながら現実に生きている動物の話に持っていってくれるので,楽しく読むことができました。

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