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Amazon.co.jp ・本 (664ページ) / ISBN・EAN: 9784834013535
感想・レビュー・書評
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バリケードをたてての革命場面の描き方、迫り来るもの感じました。
コゼットとマリユスの恋愛が実ってほしいと願う一方、ジャン・ヴァルジャンの心の内が分かり、辛かった。ジャン・ヴァルジャンの行動に付随した心情変化(一生消えることのない罪の意識、コゼットの幸せを思う気持ちとマリユスへの嫉妬)の描き方は、最後まで惹きつけられました。
マリユスに心惹かれながらも、マリユスとコゼットのキューピット役だったエポニーヌの悲哀、ジャン・ヴァルジャンを追い続けるも、最後には葛藤で苦しむジャヴェールも忘れられません。
小学生のころ、家にあった「少年少女世界文学全集」の『ああ無情』を読みました。主人公はジャン・ヴァルジャン、衝撃的な話、としか記憶に残っていませんでした。今回、完訳版ではないものの、読了後の満足感はこの上なかったです。貧困がどれだけ人の心をすさんだものにするか、人が人を裁くことの難しさ、愛の力.... 学びの多い壮大なドラマでした。感動の嵐!読めて良かった!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
16歳の私の人生を変えた本。
感想はこの一言に尽きます。上下合わせて1週間で読みきりました。福音館書店童話シリーズは挿し絵も良く、地獄のような私の人生と人生観を変えてくれた本です。死ぬまでに読んで絶対後悔しない本です。 -
下巻は飛ばしよみ多し。政治的見解、マリユスとコゼットの逢引シーン、最後の暴動シーンなどなど、特に。なにしろジャン・バルジャンとジャヴェールがいい。無情だが美しい。翻訳もののいいところはネイティブにとってはときに退屈な古語を必然的に現代語訳されることでかえって臆せず楽しめるということ。
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たった一切れのパンを盗んでしまった男が、それをきっかけに驚くような数奇な運命をたどります。愛とは、人生とは、人間とは、考えさせられるストーリーです。
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餓死しそうな女の子の為に盗んだパン1切れで19年の監獄生活を送ることになったジャン・バルジャン。19世紀のフランスの社会情勢や人々の暮らしも描かれています。ミュージカルや映画にもなった傑作です。二部作の下巻です。
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不朽の名作の下巻。長く感じるかもしれないが読む価値はあるのではないだろうか。
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改心して、何があっても正義を貫いて
利己的な欲望を取り払い自ら自分の光さえ手放す
勇気、すごい
色んなレビューにあったけどこの一言に尽きる
あぁ無情 -
12/29~1/4
長かった!
しかし、原作の半分程度とわかり、驚いた。
バリケードのシーンが長く描かれていたけど、全体を通しての迫力がすごい!
TVなんかじゃとても表現できないと思った。
ジャン・バルジャンが崇高すぎて本当に胸が痛くなった。
コゼットを嫁に出してからのジャン・バルジャンの寂しさがもう、読んでいて耐えられなかった。
父にフランス革命前後のフランスのことを聞くと必ず出てくるレミゼラブル。
民衆の生活がいかに苦しかったか、ひしひしと伝わってきた。
次はバリケードについて知りたい。 -
平成28年11月の特集「アートの本」
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とりあえず長い…^_^;下巻合わせて1200pほどあったので、最後はもうヘトヘトですよ。でも原作はさらにその倍あるとか∑(゚Д゚)ユゴーさんすごすぎ。
これを読んでからミュージカルや映画を見るとテンポすごく早く感じます。「あ、ジャンバルジャンもうコゼット迎えに行っちゃったのね。」「マリウスとコゼット会うの早いな。」みたいな。
それにしてもテナルディエの最後はたまげました(笑)まさかやでΣ( ̄。 ̄ノ)ノ!
長いだけあって、ミュージカルや映画で書ききれていないところが丁寧に説明されていて時代背景やキャラクターの背景がよく伝わってきました☆
誰も憎むべき人がいないところがこの作品のすばらしさだと思います。 -
ジャン・ヴァルジャンが愛するコゼットの為に、コゼットの恋人のマリユスを戦火から助け、二人を結婚に導き、二人の幸せの為に、自分の気持ちを押し殺して二人から距離を置く。レ・ミゼラブル(みじめな人々)な話。
最期は感動した。朝の通勤電車の中で一人感動に浸っておりました。ジャン・ヴァルジャンとはなんて偉大な人なんであろうか。自分の良心に正直に生きるというのは、こんなにも辛いことなのかと思うのと同時に、それが報われたときの感動の大きさに涙。
今から約200年前にこんな物語を創った作者もすごい。昔から変わらない価値観というのもあるんだなと思った。
余談だが、本書はハードカバーで上下巻合わせて1200ページぐらいだったが、原書はその倍ぐらいらしい。すごいょユゴー。 -
最初から最後まで飽きさせるということがなく、読了後に人の崇高さまで感じさせてくれる作品。涙が溢れて仕方なかった。この物語の素晴らしいところのひとつは、登場人物の何者をも、憎むことが出来ないことであると思う。
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平安をとりもどしたかのようにみえたジャン・ヴァルジャンとコゼットの暮らしに、再び暗い影が……。揺れる人びとの心の深淵を描きながら、物語は一気にクライマックスへ。
著者プロフィール
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