よくばりぎつねのじろろっぷ (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
3.42
  • (3)
  • (3)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 87
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834013658

作品紹介・あらすじ

読んであげるなら3才から。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • よくばりぎつねのじろろっぷ、どんなものでも手を出して。少し強引な展開でストーリーがわかりにくい感じがするのが残念。

  • 言葉リズムよく絵もかわいい!
    読んでいてとても心地よいと感じました。
    じろろっぷの最後の展開が面白かったです。

  • 欲張りなきつねのじろろっぷ
    どんな大人になるか親元心配している
    ぬまがえるの魔法の靴がほしくなって強引にはく
    魔法の靴はあちこち飛んで、通りがかりにクマの口につっかえた魚の骨を抜いたり、網に引っかかったエビを抜いたり、龍の虫歯を抜いたり
    大人になって歯医者さんになるのだった

    どんな大人になるか心配という伏線を回収していて驚いた。

  • 最後にまさかの展開がw

  • なんでもほしがるじろろっぷのよくばりっぷりが見事でみていてたのしいくらいです。

  •  図書館で借りました。

     絵本。ファンタジー、擬人化
     絵が可愛い。けっこう好き。

     内容、「じろろっぷ」という欲張り子狐はある日、魔法の靴を奪い取る。
     靴はじろろっぷを遠くまで運び、じろろっぷは結果的に人助けめいたことをしながら欲深ぶりを発揮。でも最後にはみんななくして吹っ飛ばされて、自分の家に帰ってくる。
     そしてじろろっぷは歯医者になる。・・・なぜ?

     じろろっぷがやることは、幼稚で可愛い範囲の欲深さ。
     お魚を家族から奪って逃げたりとか。
     お月様を独り占めしたくて、樹にのぼって捕まえようとして落ちちゃって尻尾を骨折したり。
     すごーく可愛い。
     そしてこれは勧善懲悪ではないので、じろろっぷはそれほど酷い目にはあわない。 

  • 「よくばり」という一見、“悪”な考え方も、こういう視点で捉えると、おっ、結構役に立ってるじゃん!と。ほほえましく思えた。お大きくなったじろろっぷが、何になったか、子どもと一緒に想像して楽しみました。まさか、あれになるとはね(笑)。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1959年東京生まれ。上智大学文学部心理学科、同大学院修士課程終了。教育相談所、心理相談員を経て、現在は絵本、童話などの創作をしている。絵本に『よくばりぎつねのじろろっぷ』(たるいしまこ絵/福音館書店)『4にんのこえがきこえたら』(はたこうしろう絵/フレーベル舘)、童話に『でんでら竜がでできたよ』(伊藤英一絵/理論社 課題図書)『なきむしおにごっこ』(降矢奈々/ポプラ社)、『てんこうせいはワニだった !』『きっちり・しとーるさん』(こぐま社)『ぼくのドラゴン』(森環/理論社)。YA作品に『虫のいどころ 人のいどころ』『虫のお知らせ』『虫愛でる姫もどき』(l理論社)などがある。

「2022年 『オハヨウどろぼう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

おのりえんの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×