クリスマスのまえのばん (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店 (1996年10月9日発売)
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本 ・本 (56ページ) / ISBN・EAN: 9784834013702

感想・レビュー・書評

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  • サンタクロースではなく、セントニコラス(聖ニコラウス)の物語。

    でも、やっぱりこれは赤い服を着ていないサンタクロースですよね。


    クリスマスの前の晩、家中がしんと寝静まったころ、外の物音で目が覚めた父さんが窓を開けると、空にセントニコラス(サンタクロース)のそりが……。アメリカのクリスマス絵本の古典。

  • サンタクロースがサンタクロースだけどサンタクロースじゃない!!
    でもその行動はまちがいなく、サンタクロース!

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    サンタクロースはずっと前から「サンタクロース」な気がしていたので、この本ではサンタクロースではなく「セントニコラス」と呼ばれていることにびっくりしました。
    でも考えてみれば、サンタクロースにだってそういう人がいるという起点があって当然なんですよね。
    「セントニコラス」を何度かつぶやいてみると、「サンタクロース」に聞こえなくもないので、サンタクロースという名前はセントニコラスの聞き違いからきているのかな…?(←調べていないので思いつきです)

    この本のセントニコラスは、トナカイのそりには乗っているし、煙突から入ってきてプレゼントを靴下に入れていくけれども、赤い服でもないし、パイプもくわえながら作業しているし、余裕のあるドロボウに見えなくもない(失礼)おじいさんでした。
    物語というよりも、なんだかひとつの朗読劇を見ているような…そんな気分になる絵本でした。
    ただ、自分の知っている赤い服のサンタクロースとのギャップがあり、自分の気持ちのなかで地に足がつかないまま物語が終わってしまったので、☆☆2つとさせていただきました。

  • 1902年の "Denslow's Night Before Christmas" をベースに
    わたなべ しげおさんの訳

    1822年のクレメント・C・ムーアの詩
    80年後の挿絵は『オズの魔法使い』の挿絵で知られた
    巨匠ウイリアム・W・デンスロウ
    と 訳者の説明があります

    絵は好みが分かれそうで
    女の子好みではないかな・・
    私も最初は う~ん・・だった

    でも 何度か見ていると
    絵が 動いて見えてくる!
    特に、月の光に照らされたサンタさんの動き!!
    本当に、自分が窓から乗り出して見ているみたい!

    きっと、きっと、こんなふうに見えるよ
    うわぁ って驚いて、息もできないで 身を乗り出して

    見ているうちに
    こんなに評価が変わった絵本って
    初めて!

    これが巨匠たる所以だろうか・・
    大好きになっちゃった

  • なんと絵のかわいいこと!100年以上前の作品だなんてとても信じられない。ページをめくるごとに、画面を縦横に跳びはねるプレゼントの人形たちやお菓子やオーナメントにワクワクしてしまう(しかし人形は大抵どれも可愛くない!あれをもらってこどもは本当に喜ぶんだろうか?)。
    それと聖ニコラウス!こんなにかわいくて胡散臭いサンタのおじさんははじめてみた。最高。
    そうそう、夜中に勝手にひとんちに侵入して勝手にプレゼントを置いてったりするのは、きっとこんなテンションの人に違いないよ。

  • 2024.12.18 2-2

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00174211

  • 良かった

  • セントニコラスが赤い服を着ていない!!

  • ダッシャー、ダンサー、プランサー、ビクセン、コメット、キューピッド、ドンダー、ブリッツェン!
    覚えた!

  • 4-1 2015/12/16

    **********
    「クリスマス」に。
    クレメント原作の詩にイラストを付けた本書だが、他の画家が挿絵をした新版もあり。
    「クリスマスのまえのよる」
    https://booklog.jp/item/1/4072801003

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