かんがえるカエルくん (福音館の単行本)

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  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834013948

感想・レビュー・書評

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  • いろんなことを考えるカエルくん。
    そういえば、子どもの頃っていろんなことを考えていたような気がする。
    なんでかな⁇って考えることも必要だと思う。


    かお 〜4コマ漫画になっていて、小さな変化に気づくとなぜかうれしい。
    ネズミといっしょに考える。シジミのかおって?
    カタツムリのかおって?めは⁇くちは⁇みみは⁇
    ミミズさんのかおは?どこ⁇

    そら 〜どこから そら? そら とべる?
    だれのそら⁇

    ぼく 〜ぼくはぼく だけど カエルくんもぼく?
    あなた?きさま?きみ?

    カエルくんとネズミくんのやりとりも面白い。


  • ずっと考えているカエルさんと、考えているカエルさんを見ながら考えようとしているネズミさんの話し。

    最近考えることがいっぱいあって、
    私も、いまカエルさんと一緒だなって読んでて面白かった。笑


    ぼくは、
    ネズミくんがいるから、、きみになれる。

    ぼくが、ぼくだけなら、、きみにはなれない。


    ここがなんだか、残った。
    でもこれ考えだすと、抜け出せなくなりそうな予感。笑


    イラストが凄くゆるくて可愛い!好き。

  • かえるくんとねずみくんでかいのかおを考えたりみみずの顔どこにあるとか考える絵本

  • 4コマになっています!

    なかなか哲学的で楽しいです^ ^
    とにかく、素朴な疑問のかえるくんとねずみくんが
    かわいい(^O^)

  • カエルくんが考えることはとてもなにげないこと。
    それだけに答えがなくて深いなって思いました。

  • 読み聞かせには向かない。4コマ漫画風絵本。
    哲学的で、答えなんかない、あれこれ考えぶつぶつつぶやくカエルくんが主人公。いっしょに考えるネズミくんも素敵。
    親子で、一人で、楽しむ絵本。

    夕日を見ながら、星を見ながら、じっくりじっくりとことん考える・・やってないなぁ。こどものころはもっと考える時間あったかな。どうかな。

  • いろんな事を考えるカエルくん(^^)何気ないことをぼーっと考える時間が欲しいなぁと思った(^^;)一緒に考えてくれるネズミくんが居るのも良いなぁ♪

  • かえるくんが いろんなものの気持ちになってかんがえる
    かえるくんが いろんなともだちのかおについてかんがえる
    かえるくんが そらについてかんがえる
    かえるくんが じぶんや じぶん以外の存在についてかんがえる

    ずっと ずっと なにかをかんがえる かえるくん

    こどものころ たくさんかんがえて よくわかんなくて
    結局 うやむやにしていたことを
    かえるくんが ひとりで かんがえてくれています

    絵本なのに 実は 哲学だったりするのかもしれません 

  • 普段当たり前のこととして深く考えもせずにいるようなことを、ひたすら考えているカエルくん。ネズミくんも一緒になっていろんなことを考えてます。

    4コマ漫画みたいで読みやすく、ついこちらまで一緒になって考えてしまう。考え出したら次から次へと疑問が出てきてとまらない。
    カエルくんたちがちょっとかわいらしく思えてしまうような答えを導き出してくれたときはクスリと笑える♪

  • ストーリーのあるような絵本ではなく、哲学的というか子どもの頃に自分も抱いた疑問をカエルくんが考えてるのを覗き見る感じ。文庫サイズがあれば持ち運びたいな、と思ってました。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。東京芸術大学工芸科卒業。98年栃木県馬頭町(現・那珂川町)に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館、絵本・自然・こどもをテーマに活動を続けている。2014年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。現在、栃木県益子町在住。主な作品に『14ひきのあさごはん』(絵本にっぽん賞)など「14ひきのシリーズ」、『ふうとはなとうし』など「ふうとはなの絵本」シリーズ(童心社)、『ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ』(偕成社/サンケイ児童出版文化賞)、『かんがえるカエルくん』(福音館書店/講談社出版文化賞絵本賞)、「トガリ山のぼうけん」シリーズ(理論社)などがある。

「2022年 『2023 14ひきのカレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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