ながれぼしをひろいに (こどものとも絵本)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 127
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834015676

感想・レビュー・書評

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  • クリスマスイブ、サンタさんに会いたい、あったらなにかプレゼントをあげたいな、と思った女の子は、遠くにみえた赤い流星をプレゼントにしようと雪の夜道をでかけていきます。途中でこねこ、雪だるま、風や枯れ草、粉雪と交流があるあたりは昔話風、ようやく目的地に近づいたところで思いがけないピンチに見舞われますが・・・ふしぎな出会いとほっとする結末のお話。筒井頼子さんのドラマチックな文章と片山健さんの素朴で幻想的な挿絵が相まった美しい作品。

  • とっても不思議でかわいらしいお話。

  • みふで、すいどうやま、白い子猫、サンタ、流れ星

  • クリスマスの絵本としては切り口や展開の仕方がとても良かった。
    長編冒険ものを読んだ心地になるほど、就学前に読むクリスマス絵本としてはよく出来ていた。

  • 今年こそサンタさんに会うんだ。ふとんのなかで、みふでの目は今にもくっつきそう…と、そこに大きなあかいながれぼしがあらわれ、すいどうやまに落ちていったのです。みふではサンタさんにプレゼントしようと、家を抜け出し、すいどうやまに向かいます。
    雪だるまが話しかけてくるユーモラスな場面。からすの羽が暗やみのなかをどこまでも拡がっていくときの恐怖。サンタさんに出会えた喜び。ファンタジーの要素がすべて詰まった、クリスマスの夢物語です。でも、こどもにとっては、ほんとにあった話。 年長さんくらいから。12分。

  • ワクワクとドキドキ

  • 「ながれぼしを ひろいに」筒井頼子 作/片山健 絵
    福音館の絵本。おぼろげな白。

    とても幻想的なお話と絵で、大人が読んでいても目がとろんとしてくるような絵本。
    クリスマス・イブの雪の夜に、女の子がながれぼしをひろいにこっそり出かけます。

    起承転結の物語があって、怖い場面があって、文章のテンポ感も良くて、読み聞かせにはいいんじゃないかなあ。
    何より自分がぴんときて買っちゃいました(笑)(4)

  • 真夜中こっそり抜け出すみふでちゃん
    さんたさんにプレゼントするために
    流れ星を拾いに。。。
    とてもかわいくほっこりするお話

  • ながれぼしはサンタさんだった。
    クリスマス。

  • この絵本のチャーミングなところは、主人公の女の子が、サンタさんにプレゼントするために、流れ星を拾いにいくところ。たいていの絵本は、サンタさんからプレゼントを「もらう」話になってますが、こちらは「あげる」ほう。一味違ったクリスマス絵本です。装丁にクリスマスカラーが使われているわけでもないし、一見クリスマス絵本とはわかりにくい絵本ですが、ほのぼのとさせる良い絵本。親のおひざの上で聞くのにピッタリです。

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著者プロフィール

筒井頼子 筒井頼子(つつい よりこ)1945年、東京に生まれる。埼玉県立浦和西高校卒業後、広告会社などに勤務。その後、絵本、童話などの創作をしている。主な絵本に『はじめてのおつかい』『あさえとちいさいいもうと』『いもうとのにゅういん』『とんことり』『おでかけのまえに』『おいていかないで』、童話に『ひさしの村』『いくこの町』『雨はこびの来る沼』(以上、福音館書店)などがある。1989年にアメリカのエズラ・ジャック・キーツ賞新人作家賞を受賞。宮城県在住。

「2014年 『そうちゃんはおこってるんだもん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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