地球生活記―世界ぐるりと家めぐり (写真記シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834016208

作品紹介・あらすじ

アフリカの奥地から南米の高地まで、地球に生きるふつうの人の家と暮らしぶりを克明に写しとった、世界ぐるぐるおもしろ住宅訪問記。取材期間30年、膨大な写真から選びぬかれた1700余点。今世紀最高の1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 「アフリカの奥地から南米の高地、辺境から都会まで世界ぐるりと、家のある風景とともに、各地に生きる人々の様々な暮しや営みを、1700枚をこす写真でていねいに紹介しています。」

  • アフリカの奥地から南米の高地まで、地球に生きるふつうの人の家と暮らしぶりを克明に写しとった、世界ぐるぐるおもしろ住宅訪問記。30年にわたる取材の中から選びぬかれた1700点余を収録する。20世紀初め世界の人口は15億であったが、いまや60億になろうとする。地球はいま、人口、環境、食糧などの大きな問題をかかえている。世界の五大陸に住む人々の生活を、カメラマンの著者が30年にわたって追いかける記録。
    (1999年)
    — 目次 —
    アフリカ
    ヨーロッパ
    アジア
    オセアニア
    アメリカ

  • 11.住み続けられるまちづくりを

  • 世界各国のお家の写真集。家は気候と地理と生き方、経済力で、造りが違う。
    西アフリカのガーナと隣の国にまたがって生活する部族の家は曲線と模様が楽しい。スペインのある村では、土山の横に穴を掘って地中に住んでいる。煙と空気孔に白いエントツが土山から出ている。同じスペインではオリーブ畑の下に住んでいる人たちもいる。
    オーストリアの公営住宅では、カラフルで可愛い。同じオーストリアでもチロル地方だと木を使った家だ。日本もアジアもページに載っている。南米ペルーのページは、衣装の皿形の帽子と赤い服が魅力的だ。
    どのページをめくっても、「おっ」と驚きがある。

  • 「子どもを本好きにする10の秘訣」>「世界・社会」で紹介された本。

  • 思ったほど家の作りやら内装なんかの情報はなく、街並みの写真集と言った方が近い。
    あとニューヨークと東京以外は極端に田舎な地域を選んで取材している。

  • 家はやはり人が住んでなんぼのもので、生活感たっぷりの家々は魅力的
    アフリカは主に土を使っていて土着の設計と紋様がある
    エジプト、ファイユーム地方のハト小屋が好き
    ヨーロッパは石で作られたものが多い
    ポルトガルのモンサント村などは石に住む リスボンは色あせ具合が魅力的
    イタリア南部マテラ 古い街並み
    スロバキア、チチマニ村の校倉造りや家の模様
    中東の家は同じ色、形でまとまっている
    イエメン、紅海沿岸ティハマ地方アルムタリッド村の玉ねぎ型家々、学術都市サビートのアラベスク模様、サラート山脈ハジャラ村
    アジアになるとどこの国も懐かしく感じられる
    インドネシアは個性的なものが多い、ニアス島の巨大住居やバウォマタルオの王族の家オモセブア
    中国の客家やモンゴルのゲルはやはり魅力的

  • 風土に合った各地の建物たち。

  • 世界には面白い家がたくさんあります。これを見ると、その国の気候や生活様式、宗教や特産物などなど、いろいろ分かってくるから不思議です。飽きないですよ。

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著者プロフィール

小松義夫 小松義夫(こまつよしお) 1945年、福岡県生まれ。東京総合写真専門学校で学ぶ。毎年「世界のおもしろ住宅カレンダー」(松下電工)制作に関わっている。主な著書に、「世界のおもしろ住宅」(共著・松下電工コミュニケーションセンター)、「ブータン」「エジプト」(偕成社)、「Built by Hand」(Gibbs Smith Publishers, U.S.A.)、「地球生活記」(産経児童出版文化賞受賞)「地球人記」(いずれも福音館書店)などがある。

「2004年 『世界あちこちゆかいな家めぐり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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