ねぎぼうずのあさたろう〈その2〉しゅくばはずれのけっとう (日本傑作絵本シリーズ)
- 福音館書店 (2000年4月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834016680
作品紹介・あらすじ
東海道を西へ西へと旅するネギぼうずのあさたろうは、とある宿場町で久しぶりに宿に泊まります。その夜のこと、盗人が入り込み、ネギ汁の吹き矢でやっつけます。が、その盗人がいうには、やつがしらのごんべえとやらが、大勢の子分を連れて、あさたろうを襲ってくると――。一難去ってまた一難。さて、結末やいかに!お馴染みのあさたろうが大活躍する、読者待望の第二話。絵も語り口も絶好調の面白さ抜群の浪曲風時代劇絵本。
感想・レビュー・書評
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やつがしらのごんべいは、しつこく手下たちを連れてあさたろうを追いかけてくるが、あさたろうは連れになったにんにくのにきちと共にねぎじるとにんにくのこなで撃退する。相変わらずの豪快な絵柄。話自体は、うーんこんなもんか。
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娘がねぎぼうずのあさたろうにハマったので、他のシリーズも読んでみることにしました。最初に、図書館で〈その7〉を借りてしまったので、今回は番号の若い〈その2〉を読むことにしました。(〈その1〉は、貸出中で借りられず)
飛び飛びで読んでも面白いですが、やはりシリーズモノなので、最初から順番に読むのをオススメします。本書では〝にんにくにきち〟との初めての出会いが描かれており、それを知った上で〈その7〉を読んでみたかったと後悔。
個人的に、ドラマ「水戸黄門」のナレーションを頭の中でイメージしながら本書を読んでいます。「ねぎぼうずのあさたろう」の少し古風な言い回しに、私もハマってしまいました。 -
読後、子供たちがその3から5まで借りて!と言うので母の読み聞かせは成功したようだ。早速予約したぞ。ありがとう、あさたろう。
あさたろうはどこまで旅に出るんだろう? -
旅に出たけれど 追っかけて来る悪者達
でも 得意技で逃げ切ります。
新しい旅の共が加わり この先の旅がどうなりますか?
楽しみですね。 -
やつがしらのごんべえ、結構執念深いですな。
前回放った刺客が意外と役立たずだったので、今回は自ら追いかけてきました。
にしても、権兵衛から逃げるために旅に出ているあさたろう、追いつかれ過ぎでしょう。
必殺の「ねぎじる」があるから油断してるのか?
新たに子分になったにんにくのにきちも、にんにくの粉の目つぶしであさたろうを援護。
するとごんべえも必殺技を。
つるりん こいものじごくぜめ。
これが思わぬ結果に。
ストーリーも面白いのだけど、文章のリズムがとてもいい。
今の子どもは時代劇を見る機会もないだろうし、講談なんてのももちろん知らないだろう。
さすがに私も知らないけど。
だけど、日本人なら心が踊ると思うのね、この文章のリズムには。
是非、声に出して読んでいただきたいと思います。 -
にんにくニキチの登場で子供が怖がります。でも、すぐに仲間になるところが魅力的です。
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にんにくにきちとの出会いの巻。悪者をやっつけるだけではなく、元悪者が改心して旅のお供になる、こういうお決まりなパターンがよいです。
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読んでいるリズムが良くて読む方も楽しい。
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たびのとちゅうのあさたろう。
そこにおってきたのは、宿敵やつがしらのごんべえだ!
さらに、ぬすっとのにんにくにきちまであらわれて…!?
ハラハラドキドキ。面白くて、笑えるお話。
決闘シーンは見ものです!
あさたろうが、キリリとしぶい!
ガンバレっ、あさたろう!