チムひとりぼっち (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 126
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834017168

作品紹介・あらすじ

旅から帰ったチムを待っていたのは、空き家になった家だった。両親はどこに消えたのか? 職を得てチムは船に乗り、寄港する先々で両親を探したがむなしかった。船火事、漂流、襲いかかる苦難を自力でくぐりぬけたチムは、打ち上げられた海岸近くのお菓子屋さんで、母を見つけた。各巻ごとに完結した話でありながら、全巻が一つの物語として流れていく11巻のシリーズの第6弾。第1回ケイト・グリーナウェイ賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

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  • 『チムとゆうかんなせんちょうさん』は、子どもを1人の人間として扱っている名作だと知りました。シリーズになっていたのですね。この他にも出ているのかな?このお話のチムのあまりに過酷な人生、見ていられませんでした。お話の中でも胸が締め付けられます。が、『海にはワニがいる』のように、現実と思えないことが起こるのもまた現実。このシリーズ、目が離せません。宗教やジェンダーの内容もありますが、それを差し引いても価値ある物語だと思いました。

  • 息子8歳5か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    読んだ◯
    何度も読む(お気に入り) ◯
    その他

    チムの冒険がすごすぎる!

    船にのってたびに出ている間に、両親はどうしているのかしら、と疑問をもっていましたが、
    本作でわかってすっきり。

  • 絵本というには、あまりにも良くできた物語。

  • えっ!こんなことってある!でもがんばって両親を探すのに,助けてくれる人がいて本当に良かった.

  • チムシリーズ第六弾

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著者プロフィール

エドワード・アーディゾーニ(1900~1979)1900年ハイフォン(現在のベトナム)生まれ。5歳の時イギリスに渡り、14歳まで東海岸のイプスウィッチで暮らす。高等学校卒業後、勤めのかたわら、ウェストミンスター美術学校の夜学で学ぶ。第二次世界大戦中、従軍画家として活躍。自分の子どもに絵本を書いてあげたことがきっかけで、絵本と児童書の挿絵の仕事に専念するようになる。主な絵本にケート・グリーナウェイ賞受賞の『チムひとりぼっち』(偕成社)、挿絵にエリナー・ファージョン短編集『ムギと王さま』(岩波書店)など多数ある。

「2021年 『詩集 孔雀のパイ 改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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