ぼくのぼうけん (福音館創作童話シリーズ)

  • 福音館書店
4.00
  • (4)
  • (5)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (84ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834017243

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 読んでもらうならこれくらいから?

    でも児童書タイプの本なので頭でお話を想像して聞けるようになる頃に読んであげることをオススメします。

    とってもワクワクするお話。

    特に主人公と父親のお話しから冒険が展開していく点が珍しいかなと思って気に入っています。

    「エルマーのぼうけん」みたいに長くて一日では読み終わらない話が聞けるようになる前段階として一日で読めてしまうこのお話は児童書への一歩を踏み出すのに向いてると思います。


    どちらかというと男の子向きかな。

  • ぼくとお父さんが、ぼくの描いた絵を見ながら話をする。ぼくの空想話を上手に引き出していくお父さん。空想はどんどん広がって、面白おかしい冒険物語の完成。
    2人のかけあいが実にいい。
    (読んだ時期:3歳0ヶ月)

  • 「夕食のあと、“ぼく”は一枚の、小さな船の絵を描きました。そこへ、お父さんが帰ってきて、たちまち、ふたりは想像の世界の楽しいやりとりをはじめます。「ぼく、この船にのってぼうけんにいくんだ」「海の天気はすぐかわるぞ。風がびゅんびゅん、雷ぴかぴか、船がしずんじゃうぞ」「ぼくの船、水の中だってはしれるもん」「サメがきたら?」「ぼんぼん煙をはいてにげちゃう」ーー大タコにおそわれたら? 島におばけがいるかも?おとうさんがつぎつぎ発するいじわるな質問に、“ぼく”は、ひとつひとつけんめいに、ユーモラスに応えます。とくに、おばけのやっつけ方など、奇抜で大笑いしてしまうほどの、なかなかの知恵者ぶりを発揮です。さすがにおとうさんも、最後には、ちゃんと“ぼく”が満足するような楽しい場面をかんがえてくれましたよ。広い広い海を船にのって冒険! なんて、男の子ならだれもが一度はあこがれるにちがいありません。そんな夢を、楽しさいっぱいの絵でかなえてくれる、愉快な絵童話です。このお話をもとにしてもっともっと、親と子がいっしょに空想の世界に遊んでくれますように。
    読んであげるなら:4才から
    自分で読むなら:小学低学年から」

  • 小1の子どもが学校の図書館で借りてきて、一人で音読してました。途中で飽きずに最後まで読めていました。

  • こんな風に子どもと、言葉でやり取りしながら想像を膨らませてみたいな、と思いました。

  • ぼくのぼうけんにさんかしてみたい!

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

なかのひろたか 1942年、青森県生まれ。桑沢デザイン研究所リビングデザイン科卒業。アニメーション・スタジオ、デザイン会社勤務を経て、現在は絵本の創作に取り組んでいる。作品に『ぞうくんのさんぽ』『ぞうくんのあめふりさんぽ』『ぞうくんのおおかぜさんぽ』『なきむしおばけ』など、絵を担当した作品に『3じのおちゃにきてください』『ゆうちゃんとめんどくさいサイ』『ゲーとピー』『カユイ カユイ』(以上、福音館書店)など多数。

「2019年 『かめくんのさんぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

なかのひろたかの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×