みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん (世界傑作絵本シリーズ―スウェーデンの絵本)

  • 福音館書店
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834017533

感想・レビュー・書評

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  • 〝昔むかし、ある小さな町に、小さな通りがありました。その通りには小さな黄色い家があり、その家には、緑おばさん、茶色おばさん、紫おばさんが住んでいました〟・・・日曜日のこと、3人のおばさんが、仔犬のプリックを連れて散歩に出かけました。 途中でプリックがいないことに気がつき、あちこち捜しまわりますが、どこにも見あたりません。 そんなとき、孤児のペッテルとロッタが、プリックを見つけだして…。スウェ-デンの児童文学作家エルサ・ベスコフ(1874-1953)の、心なごむ<3人のおばさんシリ-ズ>の開幕編です。

  • だーいーすーきー

    ベスコフ、実はこのシリーズ読んでなかったんです。
    3人のおばさんシリーズ全5冊、順に読んでいかなくちゃ!

    プリックを連れて日曜日のお散歩に出かけた3人のおばさん、あれを忘れたこれを忘れたとなかなか前に進みません。そこへ向かいの青おじさんがやってきて、おしゃべりを始めちゃったものだから、プリックは待ちきれなくてひとりで散歩道へと駆け出してしまいます。
    そこでなんと、どうぶつを見世物にする悪い芸人につかまってしまうのです。。

    プリックを探しに出かけるおばさんたちの、なんというかお上品で呑気で(使えない)ことと言ったら!
    だって、誰がどの道を探しに行くかをクッキーのくじ引きで決めるんだもの。。

    まあ、その中でもいちばん心優しいちゃいろおばさんのおかげで、素敵な子どもたちに出会えたのだけど☺️

    おばさんたちは、気難しいのかと思いきや、
    おりこうな子どもたちには優しくて、動物がだいすきなのですねぇ。。

  • 「3人のおばさん」シリーズっていうらしいよ。一緒に暮らしている3人のおばさん。それぞれ好きなことも性格も違う。犬のブリック、ご近所のあおおじさん、最後にはみなしごのペッテルとロッタ、猫も加わって大所帯。とてもいい。おもしろい。3人付かず離れずそれぞれ好きなことをして。子どもたちには当たり前に愛を注いで。いい生き方。あおおじさんも素敵。

  • 文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい
    その他

  • 昔の本だけど家族の多様性の在り方の勉強にもなりそう。字が多いので一人読みは中学年くらいからできそう。

  • 絵も緻密で素敵だし、おばさんそれぞれのキャラも良く、良い絵本。物語のテンポがいい。上品。

  • これ、傑作集だったんだー。
    登録しようとして初めて気づく。

    これはね、なかなか悪くないよ。
    よく分からないけど、でもちゃんと起承転結あるし、このおばあちゃんたちの色分け、なんかよく分からない親近感が湧く。というか、なんか、子ども絶対好きだと思う(^-^)。

  • スウェーデンの絵本らしいね〜〜

  • 文章が長いので寝かしつけで読むのに躊躇していたが、気力が持ちそうなとき(私の)読んでみたら・・こちらもスンナリ読めるし、子どもたちも楽しそう。
    当たり前か~、ベスコフだもんね。
    もっと早く、読んであげれば良かったな。

  • 2012.6.2.sat

    【経路】
    図書館。
    色の意味に興味を持って。

    【感想】
    登場人物に色でキャラクタライズするのがいい味だしてる絵本。
    こどもに甘いおばさんたちと、厳しいあおおじさんが微笑ましい。ほっこり

    【メモ】
    ◎登場人物◎
    •緑おばさん、ガーデニング
    •茶色おばさん、お茶とお菓子
    •紫おばさん、刺繍とシロップ
    •青おじさん、知的

    ◎ストーリー◎
    飼い犬の迷子、誘拐。
    こども、子猫も加わってハッピーエンド。

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著者プロフィール

1874~1953年。スウェーデン生まれの児童文学作家・絵本作家。6人の子どもを育てながら、数多くの物語・絵本を残した。その作品は、北欧だけでなく、世界中で、何世代にもわたって愛されている。主な作品に『もりのこびとたち』『ペレのあたらしいふく』(福音館書店)、『どんぐりぼうやのぼうけん』(童話館出版)、『おひさまのたまご』『しりたがりやのちいさな魚のお話』(徳間書店)などがある。

「2021年 『ロサリンドとこじか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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