- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834017823
作品紹介・あらすじ
種々な民族の言葉と、ご自分の創作の言葉をコラージュふうに並べた形でできた日本語を超えたことばあそびに、楽しい色彩が踊る、ユニークな絵本です。4年前に月刊絵本「こどものとも」の一冊として刊行された時に、「わけのわからない」という大人たちの戸惑いを尻目に、子どもたちに爆発的に受け入れられました。子どもたちはことばの多彩な響きを楽しみとなえ、笑いながら、ころげながら、この絵本を自分たちの宝物にしていったのです。
感想・レビュー・書評
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もう何でこんなに子供らが笑うのか、ほんとナゾ笑
我が家の三兄妹が異様に好きな『ごろごろ にゃーん』(長新太)も、母にとってはとんだ謎本だけど、こちらはさらに抽象度高い?ヨクワカラナイ。
意外と読むのは難しくない。
言葉の音・リズム・文字の大きさ・配置などが、語りを自然とガイドしてくれているようで、むしろ読みやすい。読んでいて楽しい。不思議だなぁ。
この絵本を制作中の著者達の様子や頭の中を覗いてみたい。 -
シンプルなものほど高度な構成である例。具体の絵と、実は既存の言葉が入り込んでる文・・・絵本奥が深すぎる。
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対象年齢2歳からと書かれていますが息子は4ヶ月頃より笑って聞いていました。いまは1歳7ヶ月ですが、おそらく彼の中で1番好きな絵本。私は暗記してしまったくらいです。、
早口言葉のようで読んでいる親も楽しい絵本です。
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こんなにも得体の知れないカニには初めて出会いました。読み語る声が自然と1曲の音楽になります。多分。
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意味は全く分からないけれど、言葉の響きかま面白い本。子供達はとても気に入ったようでした。
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Y 1歳1ヶ月
あまり響かなかった… -
いろいろな言葉が登場する。
意味がわからないような言葉の中に、ところどころ意味のある言葉が混ざっている。
言葉を表すようなやや抽象的な絵が描かれている。
言葉の響きを楽しむ絵本。
【ママ評価】★★★
絵が『もこもこもこ』と殆ど同じ世界観。
ひたすら擬音のような言葉が登場して、割とボリュームがあるように感じた。
意味がわからないながらも、たまに意味がわかる言葉が出てきて「ん?」と反応してしまう。
言葉の響きだけでも楽しめるし、連想する言葉の意味を考えても楽しめる。
でもまあ正直よくわからない絵本でした。
【息子評価】★★★
「なんのおとだ?!なんのおとだ?!」と言いながら聞いていた。
この絵本の意図をちゃんと掴めている気がする。
もちろん内容はよくわからないようで、頭に?を浮かべながら絵を見ているようだった。
繰り返し読みたがることはなく、一度読んだらおしまいだった。
2歳8ヶ月 -
カニがツンツンと変な形の変った音の世界を旅しているような絵本。
言葉の音の楽しさ、リズム、絵の動きを自由に楽しむかんじ -
久しぶりに絵本を買いました。
唐突に始まる説明のないシュールな世界観の中、音の響きと絵のマッチで「わからないけどわかる」感覚がひたすら楽しめる不思議な一冊。ツボです。子供さんもこういうの大好きだと思う。
どのページにもツンツンと佇むカニさん?がとてもかわいい。
チャララ。
著者プロフィール
金関寿夫の作品






どちらの絵本も、絵と言葉が完全に一体となった作品ですよね~。
シンプルさの迫力がすごいです!
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どちらの絵本も、絵と言葉が完全に一体となった作品ですよね~。
シンプルさの迫力がすごいです!
「もこ もこ もこ」を図書館で借りて初めて読んだ時には「なんじゃこりゃ?」と思いましたが、幼い長男がキャッキャッと大喜びするのでびっくりしました!
何回も読んでるうちに、私自身も、得体の知れない迫力や肩の力が抜けるような剽軽さが楽しくなってきましたが。
自分のパッと見の好みだけで絵本を選んでいてはもったいないなと最初に痛感した思い出の絵本です(笑)