- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834018035
感想・レビュー・書評
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物語は流れるようで読み進めやすく、読者に語りかける箇所でメリハリがついている。古典ではあるが、古さは気にならない。
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学校の課題で読んだ。
翻訳本に苦手意識をもっていたが、これは読みやすくてよかった。
児童書ならではの雰囲気に懐かしさを覚えた。 -
四人の兄弟と、願いを叶えてくれる砂の妖精サミアドの話。
サミアドの奇怪な風貌や、兄弟がいい子すぎないアジがよい。
あんなこといいな、できたらいいなのドラえもんの逆バージョン。こんなはずじゃなかった感。
他の人の訳も読んでみたい。あるのかな。
すこし荷をすてるんだな。それじゃ、船が沈没しちゃうぜ。ポケットを九つもつけると、そんなことになるのさ。
この子が、勇敢になりますように。よく考える強い頭と、ひとを愛するつよい心と、働くつよい手と、遠くまで旅して、無事に家にもどれるつよい足を持ちますように!
だが、わしが、けっしてひとにあたえないものが一つある。それは忠告じゃ。
もちろん、自分たちが喜ぶものでなく、お母さんを喜ばせるものでなくてはいけなかったからです。 -
題名は間違っていないけれど、だいたいの人が想像している妖精とは違ってる。
ロンドンから引っ越ししてきた5人兄弟は、新しい家の横にある砂利取り場から、砂の妖精ネズビットを掘り当てる。
目はかたつむりみたいに出たり引っ込んだりして、体は黒い毛むくじゃら。口調はおじさんだし、何でも願いを叶えてやる、という言葉に偽りはないのだけど・・・。子どものときの素直な欲望を思い出す本。