人間だって空を飛べる アメリカ黒人民話集 (福音館文庫)

  • 福音館書店 (2002年6月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784834018240

作品紹介・あらすじ

アフリカからアメリカへ、奴隷として運ばれた黒い肌の人たちが歴史の変動の中で脈々と語り継いできた民話の数々。逃亡奴隷を母方の祖父としてもつ著者が収集し、語った24編の民話集です。

感想・レビュー・書評

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  • アメリカ黒人の口承伝承とも言える、笑い話が集められた作品。子供向けとは思えない内容の深さ。前々から勉強しようと思っていた分野なので、とても役に立った。

  • 漢字 小学校高学年レベル
    フリガナ  あり(部分的に)
    文字の大きさ 小
    長さ 長い(272ページ)
    出版年 2002年
    内容 奴隷としてアフリカからアメリカへ連れてこられた黒人たちの間に語り継がれた民話集。
    感想 アフリカとアメリカ(奴隷の生活)が入り混じった独特の民話。勧善懲悪かと思えばそうでもなく、教訓的かと思えば、その教訓は日本人の一般的感覚とは少し違っている。一口にアフリカと言っても広く多様だが、その感覚は妙に新しく、すわりの悪い感じがする。そこがおもしろい。「人間だって空を飛べる」は文句なく感動的。大人に読んでもらいたい。

  • アメリカ黒人民話集ということで、同じ口承文学ではあっても、やはり他の地域の民話とは違う「根底に流れる悲哀」−特に、母語を奪われた者の物語であることが感じられた。だが、それらは時に面白おかしく語られる。中には、白人移民の物語由来か?と思われるものもあるが、どこか力強く語り直され、魅力的である。終章は実話も含まれる奴隷たちの物語であり、それまでの民話を紡いできた人々の置かれていた状況に思いを寄せる。表題作は圧巻。

  • アメリカ黒人民話集 
    原題:The People Could Fly
    by Virginia Hamilton

    ウサギの意味~自分自身と同一視
    ウサギ兄貴
    最初「ブラビー」
    のちに「ブラーBrer」「ビー」あるいは「ブラーBruth」
    いずれもブラザーBrotherのなまり
    から
    黒人奴隷ジョンに象徴する物語へ

    初めての黒人民話 19世紀1880年ジャーナリストのジョエルチャンドラー・ハリスによる(編集)『アンクル・リーマスの歌と物語』

    黒人民話はアメリカの伝統の一部である byヴァージニア・ハミルトン


    大きく4つのグループ
    1)牡ライオンとクマ兄貴とウサギ兄貴の話
    動物が主人公となる民話

    2)月の塔の美少女

    3)ジョンと大魔王の娘の話

    4)逃亡奴隷を運んでゆく

  • 「子どもを本好きにする10の秘訣」>「昔話・神話・歴史」で紹介された本。

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著者プロフィール

ヴァージニア・ハミルトン

「2002年 『人間だって空を飛べる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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