フロプシーのこどもたち (ピーターラビットの絵本 3)

  • 福音館書店
3.85
  • (24)
  • (20)
  • (32)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 277
感想 : 31
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (55ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834018578

作品紹介・あらすじ

読者に大人気のピーターラビットとベンジャミンバニーが再び登場します。今や二人とも大人になり、ベンジャミンはピーターの妹のフロプシーと結婚して6匹の小うさぎがうまれていますが、ある日、マグレガーさんの畑でレタスを食べすぎて眠り込んでしまった小うさぎたちに危険が迫ります。このお話の舞台として使われたのは、北ウェールズにあるグウェニノグという大きな屋敷の美しい庭園でした。1909年刊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今回はペンジャミン夫婦とその子供たち6匹とトマシナ・チュウチュウのお話。

    レタスを食べ過ぎて眠り込んでしまったペンジャミンとおチビちゃん達に、マクレガーさんの魔の手がのびます。袋に閉じ込められたおチビちゃんたちの運命は…マクレガーさんは恐ろしいのでどうなるのかドキドキ。

    今回もうさぎ達の可愛い絵と綺麗な風景に癒されます。
    うちのうさぎさんにレタスをあげ過ぎないように気をつけよう。

  • 大人になったピーターのきょうだいとベンジャミンがいました。

    フロプシーとベンジャミンが結婚して、こどもが6ぴき。
    なんとほほえましい光景でしょう。

    こどもたちが、マクレガーさんに袋詰めにされるところは、はらはらどきどきです。

  • ベンジャミンやピーター、そしてピーターの兄妹であるフロプシーが大人へと成長した物語です。
    驚いたことにベンジャミンとフロプシーが結婚していて、しかも彼らは6匹の小ウサギちゃんたちを育てるパパとママになっていたのです。
    その子どもたちがレタスをお腹いっぱいに食べ、まるで『催眠薬』を飲んだくらい、ぐっすりスヤスヤ眠っていると…マグレガーさんがやってきて、袋詰めにされてしまうという、あわや危機一髪!なお話でした。
    「きっと今回もうさぎたちにとってのハッピーエンドで終わるはず」と思いつつも、ずいぶんハラハラさせられました。
    ベンジャミンもフロプシーも子どもたちが無事な姿を見るまで、生きた心地がしなかったんじゃないかな…

    最終的に、小うさぎたちはパイにならずに済みました。
    つまり、今回もマグレガーさんは、うさぎしてやられたということです(今までで一番かわいそうな終わり方かもしれません)。
    せっかく小うさぎを捕ったのに、それがいつの間にか腐った野菜になっていて、カンカンに怒った奥さんから「わざとやったんだ!」と決めつけられてしまうんですから。

    ちなみに今作で一番大活躍したキャラクターであろう、ねずみのトマシナ・チュウチュウが、うさぎの毛を沢山もらって、外套に頭巾。それからマフと手袋を作ってゴージャスに着こんでる姿には笑っちゃいました。
    (マグレガーさんの奥さんは「うさぎの皮を外套の裏にあてる」と言ってたのに、かないませんでした)。
    ラストのページに、それらをまとったトマシナ・チュウチュウの姿があるのですが、かわいいし、あったかそうで、見ていてとても、ほっこりしました。

  •  ピーターラビットの絵本3、英語版では1909年発行、14作目。
     今後、特にに記載のないときは、日本語版は福音館書店、英語版はフレデリック・ウォーン社のものです。

     ベンジャミンバニーは、大人になってフロプシーと結婚し、たくさんの子どもができました。その子どもたちはみんな向こう見ずで元気です。
     ベンジャミンはピーターのいとこ、フロプシーはピーターのきょうだいです。さて、ベンジャミンバニーと子どもたちは、マグレガーさんのごみ捨て場にいきます。その日は運のいいことに、すっかりとうのたったレタスが捨ててありました。
     おなかいっぱいになるまでレタスを食べて満足したら、すっかり眠り込んでしまったベンジャミンと子どもたち。そのごみ捨て場にマグレガーさんがやってきて、子どもたちを見つけて袋に詰め込んでしまいます……。

     正体がなくなるまでレタスを食べて眠り込んでしまうベンジャミンに子どもたち、探しにきて困ってしまったフロプシーと、子どもたちを助けるねずみのトマシナ・チュウチュウ。なんだかみんな可笑しいやら可愛らしいやら。ウサギ側から見ると、無事にみんな助かって、ほのぼのしてきます。
     子ウサギをつかまえるのにしくじってしまったマグレガーさんとおくさんの妙に間抜けな会話もいいし。
     最後は、フロプシーたちは助けてくれたトマシナ・チュウチュウのために、柔らかい毛をプレゼントしたんですね。ラストのトマシナ・チュウチュウの絵が気持ちよさそう。

  • 子ウサギをとっ捕まえたマクレガーさんが狂気乱舞しているのを、子供の頃読んでこいつ悪魔だなって思ってたけど、今はちょっと子ウサギのパイってどんなもんだろう、ちょっと食べてみたいなとか思っちゃう、うす汚れた大人になりました★

  • えええ、フロプシーがいとこのベンジャミン・バニーと結婚しちゃっている。。
    6ひきの小さな子どもたちがマグレガーさんにつかまるも、うまく逃げ通すおはなし。

  • 子兎達がかわいくてかわいくて!
    癒されます・・・。

  • ポータ女史の観察眼の鋭さ、絵の美しさ。
    ああ、癒される…

  • マクレガーさんのご夫婦がちょっと可哀そうにも思えましたが、やっぱりフロプシーの子どもたちが無事でよかったです。
    トマシナ・チュウ、ありがとう!

  • ひえええマクレガーさんこわい><

    ピーターのおねえちゃんのフロプシーとベンジャミンが結婚して
    こどもがたくさんできて
    そのこどもたちがマクレガーさんにつかまっちゃう話

    うさぎ食べるんだなー
    わたしうさぎは食べたことないなあ・・

全31件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1866年イギリス・ロンドン生まれ。絵本作家。『ピーターラビットのおはなし』シリーズで知られる。

「2020年 『大人の塗り絵 POSTCARD BOOK ピーターラビットの絵本の世界編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ビアトリクス・ポターの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
なかがわ りえこ
モーリス・センダ...
なかの ひろたか
ユリー・シュルヴ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×