のねずみチュウチュウおくさんのおはなし (ピーターラビットの絵本 8)

  • 福音館書店
3.71
  • (11)
  • (12)
  • (20)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 165
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (55ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834018622

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小さな足跡も許さない綺麗好きなのねずみチュウチュウおくさん。私の家に掃除に来て〜

    ジャクソンさんにもう少し愛を。

    ねずみの絵がとても可愛い。昆虫はリアルすぎるので虫嫌いの人は要注意。

  • のねずみのチュウチュウおくさんは、とてもきれい好きで、ゆかをはいたり、ほこりをはらったり、とてもはたらきものです。
    小さい虫たちや、大きなかえるのジャクソンさんがおしかけてきて、部屋をよごしてしまいます。
    チュウチュウおくさんは、2週間かけて部屋を元通りにし、おともだちを呼んでお茶会をしました。
    居心地のいいおうちには、人がよく集まるものですね。

  • 《図書館》【再読】チュウチュウおくさんも、気の毒だなあ。ジャクソンも少しは、遠慮した方がいいなあ。

  • 「本書は、『フロプシーのこどもたち』で脇役として登場し、小うさぎたちを助け出したのねずみが主人公です。ポターは若いころ、ロンドンの自然史博物館で昆虫を精密に写生していました。チュウチュウおくさんの家に来た招かれざる客である、クモやハチなどの見事な挿絵は、その熱心な研究のたまものと言えるでしょう。1910年刊。

    むかし、あるところにのねずみのチュウチュウおくさんが住んでいました。きれいずきなチュウチュウおくさんの家に、びしょぬれのカエル、ジャクソンさんがやってきて…。1972年初版の新装版。」

  • のねずみチュウチュウおくさんは綺麗好きなのに、昆虫やカエルのジャクソンさんなどの闖入者が家をめちゃくちゃにしてしまうお話。不法侵入者同士でケンカをしだして、おくさんが放送禁止用語を使って呻くのには同情します。でもチュウチュウおくさんは最終的にはジャクソンさんにも優しくしていて、印象以上に好人物(好ねずみ?)だと思います。写実的で美しい虫を描いた挿絵も魅力的です。

  • チュウチュウおくさんの家にはいろんな動物がやってきますが、皆んないやなものばかりで、大変。ネズミのお客様がいいよね。でも、おくさん優しい人ですね。ゆっくり休んでください。

  • 今までのピーターラビットのお話の中で、これが1ばんいやだった。カエルがきもちわるい。チュウチュウおばさんはたいへんだな。(小2)

  • ★3.5
    「フロプシーのこどもたち」に登場し、小うさぎを助けたのねずみが主人公。怒ってばかりな印象を受けるチュウチュウおくさんだけれど、あれだけの闖入者がいればそれも納得!特に、綺麗好きなチュウチュウおくさんからすると、癇癪を起してもおかしくない。と同時に、現実に家に上がり込む人に遭遇したことはないものの、人の心にずかずかと踏み込んでくる人を思わず想像してしまった。ひとまずジャクソンさんの闖入は防げたものの、その他の闖入者はどうするのかが気になる。てんとうむしやまるはなばち等、昆虫の描写もすこぶる素敵。

  • 絵はかわいくて素敵です。
    ずぼらな私は、
    チュウチュウおくさん、
    そこまでせんでも、と思いました。
    ジャクソンさんも満足そうで、
    それなら、まぁ、いいか。

  •  ピーターラビットの絵本8、1972年5月1日初版発行、英語版では1910年発行、16作目。

     のねずみチュウチュウおくさんは、生け垣の下の土手にできた穴の中に住んでいるねずみです。とてもきれい好きで、家の中をいつも整理整頓しているのに、ごみむしやてんとうむしなどの虫たち、かえるのジャクソンさんなど、呼びもしないのに次々と生き物がやってきて、おくさんはきりきりするのでした。

     のねずみチュウチュウおくさんのすがたは、きっと古き良きイギリスの主婦なんでしょうね。家の中を快適に整え、申し分のない奥様ぶり。闖入者にいらいら、きりきりしている様子が、妙に人間くさいです。こういう人、ポターの周りにいたんでしょうね。

     挿絵のごみむし、てんとうむし、まるはなばち、かえるなど、そこで見てきたかのように精密に描かれています。ポターの生き物を観察する目、本当にすごいですね。それからチュウチュウおくさん自身、エプロン服こそ身につけていても、リアルにねずみの顔をしています。創作の世界なのに、とってもリアル。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1866年イギリス・ロンドン生まれ。絵本作家。『ピーターラビットのおはなし』シリーズで知られる。

「2020年 『大人の塗り絵 POSTCARD BOOK ピーターラビットの絵本の世界編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ビアトリクス・ポターの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
マーシャ=ブラウ...
エリック=カール
A.トルストイ
モーリス・センダ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×