- Amazon.co.jp ・本 (54ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834018646
感想・レビュー・書評
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しりきれしっぽナトキンのおはなし。
イギリスの湖水地方で生まれたお話だけあって、湖や島や森などの広大な景色が想像できます。
りすたちが小枝でいかだをつくり、しっぽを広げて帆のかわりにし、ふくろうじままで出かけるシーンに感動しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
英語の原本と並べて読むと、日本語の豊かさを改めて感じる。英語で韻を踏んでいる文章を、そういうふうに訳すのか!と目からうろこ。
何より絵がかわいい。全シリーズ読みたい。 -
「小さくて生意気で行儀の悪い、あかりすのナトキンは、仲間と一緒に湖のまんなかの島へ木の実をとりに行きます。そこには年寄りのふくろうがすんでいて…。美しいカラーイラストとともに贈る、ピーターラビットの絵本シリーズ。]
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りすのナトキンが、なんか失礼すぎてヒヤヒヤする。ふくろうのブラウンじいさまは全然怒らないように見えて、やっぱり怒ってる。創作で動物だから許されるけど、りす社会はナトキンを許すのだろうか。謎かけはよく分からないが、リズム感がある。りすたちが、いかだを作って島に向かう描写は美しい。
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リスのナトキンのおはなし。
読んでいるだけだから微笑ましいけど、実際周りにこういう人がいたらしんどいかも! 笑
最後尻尾ちぎられて可哀想だけど、教訓になったね!
後のピーターラビットの手紙で尻尾の行方についてしれるのもまたひとつの楽しみ! -
フクロウのブラウンじいさまは何者だったのでしょうか?こわい人なんでしょうね。役目は何となく分かりますが、読んだ子供たちは理解できたのかなぁ~
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★3.5
主人公・ナトキンを始めとした、りすたちの尻尾のふさふさ感が堪らない。そして、小枝で作った筏でふくろう島を目指す際、ブラウンじいさまに貢物を献上する際の、りすたちが作る行列の可愛いこと!が、ポターが自然を愛するが故か、動物たちの関係は至ってシビア。中でも、本書の前の3冊で主人公として扱われていたねずみが、ブラウンじいさまの貢物にされているのが衝撃だった。勿論、献上されたねずみは3冊の主人公ではないけれど。また、ブラウンじいさまのナトキンへのお仕置きも強烈で、自業自得とはいえ、ナトキンが少し可哀相。 -
冬支度
ふくろう
なぞなぞ -
日本語版ピーター・ラビットのおはなし10、1973年発行、英語版では1903年発行、2作目。
りすのナトキンは、やんちゃないたずらっ子。湖の中の島へ、木の実を取りに出掛けていきます。兄トインクルベリやいとこたちは、礼儀正しいのですが、ナトキンはブラウンじいさまの前で跳ね回り、じいさまに謎かけをする始末。しつこくふざけているナトキンに、とうとうブラウンじいさまの堪忍袋の緒が切れて……。
ナトキンのいたずらっ子ぶりが実に可愛い。ナトキンの掛けるなぞなぞに、初めて聞くと子どもたちは???とぽかんとしてしまいますが大丈夫。よく見ればちゃんと答えが出ています。
この物語に出てくる湖は、ポターも、過ごしたイギリス湖水地方のエスウェイト湖。湖の風景や森の中の挿し絵がとても美しい。綺麗な情景。