ひげのサムエルのおはなし (ピーターラビットの絵本 14)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 116
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (74ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834018684

感想・レビュー・書評

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  • ★4.0
    タイトルにはネズミのサムエルの名が冠されているけれど、もう1匹の主人公は過去の絵本にも登場した、いたずら好きなこねこのトム。定番の図式はねこがねずみを追いかけるものの、トムがこねこなこともあってネズミの方が圧倒的に強い。確かに、こねこと同等以上の大きさのネズミは、人間が対面しても相当に恐いかも。そして、トムが辿っていたかもしれない未来が、あまりにもシビアでなかなか直視できない。ただ、そんな中でもユーモアがあり、ちゃっかり著者自身を登場させているのが面白い。しかも、アナ・マライアにご立腹(笑)。

  • 子猫のトムがネズミの夫婦に捕まって「ねこまきだんご」にされかける話。トムが生地で簀巻きにされている絵がかわいいです。話のオチがしっかりしてて面白いし、一部白黒になっても挿絵の美しさは抜群だと思います。

  • [煙突の中を登っていたこねこのトムは、見たこともない小さな部屋にころがりこんでしまいました。そこにはものすごく大きなねずみが座っていて、歯をかちかち鳴らしています。1974年初版の新装版。]

  • おっそろしー!ネズミが猫をつかまえて、猫巻ダンゴにして食べようとしてたなんて!恐るべし…なネズミ夫妻。オマケに引越し先の農家では子孫代々で農家の作物などを荒らしまくる…。恐ろしや…。

  • ねこまきだんご・・・

  • タビタおくさんのいとこ、リビーおばさん登場。トムがピンチだった。

  • 長男お気に入り。「ねこまきだんご」と称して、色々なものをくるくるとタオルで巻く遊びがはやった。

  • もうねずみがにくらしくて、にくらしくて・・・
    トムが可哀そうだったけど、タビタ奥さんの家にねずみが出なくなってよかったですね。

  • タイトルにはいないけれど、このお話の本当の主役はこねこのトムです!

    ねこ好きの私には、いろいろな意味で衝撃的すぎて、一生忘れられない絵本になりました。。

  • いたずらこねこのトムが、2ひきの大ねずみ、ひげのサムエルとアナ・マライアにあやうく食べられそうになるはなし。『こねこのトムのおはなし』のトム・モペット・ミトン、そしてお母さんのタビタが、再び登場します。サムエルたちが逃げる場面では、ポター本人の姿も描かれています。

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著者プロフィール

1866年イギリス・ロンドン生まれ。絵本作家。『ピーターラビットのおはなし』シリーズで知られる。

「2020年 『大人の塗り絵 POSTCARD BOOK ピーターラビットの絵本の世界編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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