- Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834018738
感想・レビュー・書評
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「私はねずみのパイなんて食べたくないんです! でもお呼ばれしたからには出されたものを残さず食べないと……。そうだ、私が作ったパイをホストの家のオーブンにこっそり入れたらいいんだわ!」
みんなが配慮してるのに誰も幸せにならない、寓話らしさの強い話だなあと思います。そういえば、ピーターラビットのシリーズは家を舞台にしたものが多いと気づきました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[リビーという名のねこが、ダッチェスという名の犬をお茶によびました。けれどもダッチェスは、リビーのパイがねずみのパイではないかと気になってしかたがありません。1988年初版の新装版。]
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ねこのリビーと、いぬのダッチェスのお茶会のお話し。2人とも優しくてお互いに模索したりしていたのが微笑ましい。
お互い、お互いを傷つけたりしないようにしているのも気を遣い合っているのも見えて、お茶会って大変。
仔牛とベーコンパイは私も作りたいなぁ〜 -
★4.0
ねこのリビーといぬのダッチェスのお茶会を舞台にした、コメディ要素の高い1冊。互いのことを気に懸け合っていて微笑ましい関係ではあるのだけれど、悲しいかな2匹ともが完全に空回り。良かれと思ってリビーはダッチェスの苦手なパイを出してしまうし、それを察知したダッチェスはリビーに伝えることなく不法侵入で何とかしようとするし…。ただ、そんな擦れ違いと金型を巡る押し問答がコミカルで、これから2匹がお茶会をしなくなりそうなのが少し残念。それはそうと、カラフルな花たちと暖かい空気を感じる、ポターのイラストが素敵! -
どれだけネズミのパイが食べたくないのか。
必死に工作するわんこが可愛い。 -
絵が可愛い。
それにつきます。 -
ポターの作品の中では比較的文章が多いお話。
ねこも犬も相手を喜ばせたいんだけど、犬のちょっとまぬけさが笑える(笑)