ちゃっくりがきぃふ: らくご絵本 (日本傑作絵本シリーズ)

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  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834018967

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  • むかし、ある処に佐吉という気立てはいいが、失敗ばかりで働き口の見つからない男がいました。困った挙句に相談にのってくれた佐吉の叔父さんは「ほな、うちにある物を外で売ってき。売れたお金はみんなあげるわな」 叔父さんが佐吉に手渡したのは<おちゃ、くり、かき、ふ>の入ったザルでした。喜び勇んだ佐吉は<ちゃっくりがきぃふー>の売り言葉で練り歩くのでした。喜んだのは、子どもたちとチンドン屋だけで, 佐吉の後ろからついてまわるだけ。ザルの品物は一つも売れなかったという落語の小噺です。

  • 本来の目的を忘れてしまったさすけがコミカルで楽しいです。

  • 落語絵本。オチも調子もついてます

  • 読了

  • 久しぶりの落語絵本。この話は聞いたことがありませんが、落ちが落ちとしては納得できませんでした。それでも、なぜか面白くなりました。

  • 5年生

  • 2009/9/30

  • 2005年度  4年生 

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著者プロフィール

桂 文我:三重県生まれ。1979年桂枝雀に入門。1995年四代目桂文我を襲名。現在、年間300回程の落語の高座をつとめる。全国各地で「桂文我独演会」「桂文我の会」を開催。また、子ども向きの落語会の「おやこ寄席」も開催している。落語を題材とした絵本に、『えんぎかつぎのだんなさん』(福音館書店)、『りゅうぐうじょうでさがしもの』(童心社)、『ふたりでひとり』(フェリシモ出版)、『しまめぐり』(ブロンズ新社)、『月きゅうでん』(小学館)、「桂文我のでっち絵本」(BL出版)シリーズなど多数。

「2023年 『かまどろぼう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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