あしながおじさん (福音館文庫 古典童話)

  • 福音館書店
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834019872

感想・レビュー・書評

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  • 何冊か並んでいた同名の本の中から、
    パラパラと眺めてみて文体が一番しっくりくるものを選んだ。
    2004年の翻訳。

    大学生とはいえ、それまで孤児院から抜け出せなかったジュディが
    世間を見る目の無邪気さは、『赤毛のアン』のアンに通じるものがある。

    子どもの成長を見守る楽しさ。

    こんな素敵なおじさんが欲しくなるし、
    こんな素敵な「おじさん」になってみたくなる。

    そして、誰かに手書きの手紙を書きたくなる。

  • ストーリーは余りにも有名。あしながおじさんへの、ジュディの日記のような書簡で綴られる物語。本当にジュディがいれば、お友だちになりたかった。聡明でユーモアがあり、とても前向き。この本の中には、女の子が幸せになるためのエッセンスがギュッと詰まってる。彼女の考え方に「賛成!」と、何度心で叫んだでしょう。最後はハッピーエンドな、あらまぁいつの間にか恋愛ストーリーに、誰もが幸せを感じるでしょう。

  • 今を去ることン十年前。買ったはいいけど書簡体になじめずずっと放置。そのうちあらすじやら結末やらだけは知ってしまって…。あらためて読んで大後悔。真っ白な心で読めばきっと最後で感激だったんだろうなあ。
    少し前のアメリカの女子大生ライフもなかなか興味深いけれど、ストーリー展開は有川浩ばりのラブストーリーじゃありませんか。
    それにしても、若草物語のジョーといい、この主人公ジュディといい、文学少女は年の離れた男性と引き合うのかも。
    岩波少年文庫よりこの福音館書店版のほうが古いけれどリズミカルに感じる。でもまあ、それは読者それぞれでしょう。ただ福音館 さんにはよけいな一言。著作権継承者と相談してペピースを修正しませんか? この本を通じて彼の日記に興味を持った人がいても、このままでは探せません(岩波はちゃんとピープスです)。

  • いい!坊っちゃんみたいな人いないかなあ。これも乙女のバイブル。大人になっても恋愛ものとして楽しめます。

  • あしながおじさん・・!!!!

    すごいなーー
    わたしこれも読んだことなかったとか・・
    この年になって名作読むたび凹みます。。
    今まで何読んできたのかな~あはは

    ジュディーが作中で、読む本がたくさんで大変(うれしそう)とか
    あれもこれも読んでない、とか言ってるんですが
    わたしもそういう気持ちです

    夜や長期休暇で、読書を思いっきり楽しんでる様子が
    わかるわかる!!!ってかんじです

    わたしも何日も休みがあるときとか、
    ちょーーひまだった学生時代に分厚い本に取り組んだり
    本しか読んでなかったり
    積んでる本を眺めたりとか
    なんとも幸せだったなー

    ジュディーの意欲的に勉強や友だちとの付き合いに取り組む様子がいっきいきしてて、
    生きる楽しさ学ぶたのしさが伝わってきて
    わたしももういっかい学生やりたいなー

    思ってたより超おもしろい
    最後まったく予想してなかった自分にちょっとあきれるけど
    あしながおじさんの正体もビックリ

  • 低学年、中学年向け

  • 大人になって再読。
    こんなにおもしろいお話だったなんて。

  • 月に一回は読むバイブル。あー、もう何でこんなに面白いんだ。
    内容はすべて手紙形式。ジュディー可愛いらしくて、本当に微笑んでしまいます。
    あしながおじさんの正体・・・!最後の最後まで気の抜けない作品ですが、本当に心温まります。

  • 赤毛のアンがいい子過ぎるように感じ始めた小学校高学年。
    大好きになったのが、この本で出会った捨て子のジュディ。
    楽しくない状況でも、面白いことを見つけてしまうユーモア感覚。
    おちゃめなところ、小生意気なところ、冷静でオトナな部分。
    そして、なによりも、女子大の寮生活に憧れました。
    あと、直接描かれることの無いジャービス坊ちゃまへの想いにすごくドキドキしたのです。
    多分、わたしが生まれて初めて「恋」を意識した瞬間。
    「ジャービスとわたしは面白いと思うものが同じ」という言葉は心に刷り込まれちゃいました。

  • 次はこれ!

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著者プロフィール

ジーン・ウェブスター

「2004年 『あしながおじさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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