北の森の十二か月―スラトコフの自然誌〈上〉 (福音館文庫 ノンフィクション)

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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834020793

作品紹介・あらすじ

みどりの森の国には、すばらしい動物がすんでいる。そして、森ではふしぎなことがおこる……。ロシアの森での長年の観察をもとに、ナチュラリストのたしかな眼で描かれた物語が、あなたを森へとさそいます。(N-13)

感想・レビュー・書評

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  • ノウサギ、ライチョウ、ヘラジカ、ホオジロ・・・。森はすばらしい鳥や動物でいっぱいだ。ふしぎな出来事がおこり、思いがけない出会いもある。さぁ、森へ。いっしょにでかけよう。

    (『キラキラ子どもブックトーク』玉川大学出版部より紹介)

  • すこしだけ、教科書に載ってて、おもしろそうだったから借りてみた。
    本当に森の中にいるような気持ちになって、ずっごく面白かった。

  • ロシアのニコライ・ストラコフ作。1年間の自然観察が綴られている。上巻は1月から6月。
    冬まっただなかの1月、さらに寒さの厳しい2月。鳥たち、動物たちの冬の過ごし方。人間だって、大変だ。
    春の兆しがみえる3月。雪がすこしずつとけて、あたたかくなってゆく4月。小動物たちの動きも活発になる5月6月。
    壮大な自然に囲まれ、その全てを愛おしんでいることが伝わってくる。
    エッセイのように読みやすい文体なのもいい。


    マロース、というのがロシアでは霜も精で、寒波などを意味する・・・とかいう注釈が欲しいところ。

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著者プロフィール

ニコライ・スラトコフ  ニコライ・スラトコフ(1920~1996)は、現代ロシアの自然派作家。一年の大半を森の別荘ですごし、自然をじっくり観察するという生活を30年以上にわたって続けてきました。彼の作品は単なる自然描写にとどまりません。語り口はきわめて巧みで、自然の美しさを高らかに歌いあげるかと思えば、読者になぞかけをしたり、どんでん返しをしかけたり、おちゃめに片目をつむってみせるような面ものぞかせます。スラトコフの「北の森の十二か月」を3年前に当社は発行しましたが、「森からのてがみ」では、彼の幼年童話の中からとびきりおもしろい作品を二点収録しました。

「2015年 『森からのてがみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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