くものすおやぶん とりものちょう (こどものとも傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
4.11
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本棚登録 : 687
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834021493

作品紹介・あらすじ

お菓子の「ありがた屋」に盗人(ぬすっと)「隠れ羽」から盗みの予告状が届いた。困ったアリたちは、蜘蛛の巣親分とぴょんきちに助けを求める。桜吹雪の舞う中での壮絶な捕り物劇。見えない敵を相手にぴょんきちが跳び、親分の網が宙を舞う。はたして、親分は隠れ羽を捕らえられるのか!? 月刊「こどものとも」として刊行されるや子どもたちの支持を得て評判を呼び、売り切れ御免となってしまった「くものすおやぶん」が、ハードカバー版になって再登場。

感想・レビュー・書評

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  • もう何年も前に買った絵本。息子も娘も大好きで、いまだに読み返したりする。
    作者の秋山あゆ子さんは本当に虫の世界を愛しているのだなぁと思う。
    また虫と時代物の取り合わせが絶妙!
    本物の虫は苦手でも、くものすおやぶんの虫たちは大好きという子も多いだろう。

  • 読み聞かせ用。捕物帳。絵も話もしぶくて良い。

  • くものすおやぶんが、へそからくものすを出すのがすごかったです。
    げきをするなら、くものすおやぶんとぴょんきちのやくをやりたいです。いいたいのは「いそげ、ぴょんきち」「がってんしょうち」というセリフです。かっこいいからです。(小1)

  • とにかく文体が、リズムが良い!
    読み聞かせるならテンポよく。
    しか~し、絵もとても細かく描き込んであるのでじっくり見たい。

  • お菓子の「ありがた屋」に盗人から盗みの予告状が届いた。困ったアリたちは、蜘蛛の巣親分に助けを求める。
    桜吹雪の舞う中での壮絶な捕り物劇。虫苦手だし時代劇だ地味だしでも福音館か…と期待せずに開いたらめっちゃおもしろかった。ごめんなさい。絵もいいし。羽の模様がかわるところがとても素敵。ユーモアあふれる勧善懲悪。この世界は子どももハマるね。

    .

  • テンポがよくてよく聞いていました。くらにぐるぐる張られたくものすを見て すごっ! と言っていました。かくればねを見つけたときは 見て!ここ! と興奮していました。

  • べらんめえ口調のくものすおやぶんが渋くてかっこいい!アリが営む大店も細かいところまで凝っていて、昆虫と江戸風俗の組み合わせが楽しくて子も好きな本だけど、私もかなりのお気に入りです。この絵本により我が家では、家の中で子分のぴょんきちのモデルのハエトリグモを見つけたらむしろ喜ばれてる。

  • 保育園でこの絵本の劇をした

    いい思い出(^-^)

  • 4歳10ヶ月。

  • 「お菓子の「ありがた屋」に盗人(ぬすっと)「隠れ羽」から盗みの予告状が届いた。困ったアリたちは、蜘蛛の巣親分とぴょんきちに助けを求める。桜吹雪の舞う中での壮絶な捕り物劇。見えない敵を相手にぴょんきちが跳び、親分の網が宙を舞う。はたして、親分は隠れ羽を捕らえられるのか!? 月刊「こどものとも」として刊行されるや子どもたちの支持を得て評判を呼び、売り切れ御免となってしまった「くものすおやぶん」が、ハードカバー版になって再登場。」

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著者プロフィール

秋山あゆ子 1964年、東京に生まれる。1992年より、「月刊ガロ」(青林堂)に、主に虫を題材とした漫画を発表。絵本の作品に『くものすおやぶんとりものちょう』(こどものとも傑作集)、『お姫さまのアリの巣たんけん』(以上福音館書店刊)、漫画は、『虫けら様』『こんちゅう稼業』(青林工藝舎刊)などがある。東京都在住。

「2010年 『くものすおやぶん ほとけのさばき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

秋山あゆ子の作品

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