ガリヴァー旅行記〈上〉 (福音館文庫 古典童話)

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834021745

作品紹介・あらすじ

敵国の艦隊をまとめて奪い取ったガリヴァーは、リリパット(小人国)の英雄となりますが、次に迷い込んだ巨人国では、ハチやネズミに襲われるなさけない身となります。たんなる空想物語ではなく、一級の諷刺文学です。

感想・レビュー・書評

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  • 初版が294年前ということが、まず驚き!

    どこへ行っても、すぐになじめるという驚異のコミュニケーション能力とうらやましいほどの語学力、そして何よりも幸運によって、いろいろな国に行く。

    下巻が楽しみ!

  • 小人国や大人国に行っても、主人公が求めていたのは自由と冒険だったなぁ。紀文体の文の中にもそこは一貫性を感じた。あとこの作者は聖職者だから、聖書のたとえや教え等が反映されている。特に大人国の章で、陛下をはじめとする巨人達が小人の主人公を軽蔑しているのにも関わらず、大人国の国政等が整っていないことは、他人のおが屑は見えているのに自分のまるたには目を留めない、という人間の性質を描いている。下の巻には日本旅行も含まれているため、読んでみようと思う。

  • 色々調べた結果、数あるガリヴァー旅行記の中でこの本が全訳に近い形だと聞き、これにした。
    有名な話以外にも、こんな話もあったんだと知るきっかけになった。下巻にも期待。

  • ガリヴァー旅行記、小人の国に行く話しか知らなかった。
    久しぶりに冒険譚、わくわくして読めた。

  • 映画の「ガリヴァー旅行記」と比較しながら小人国や巨人国のファンタジーな世界を楽しむことができる作品である。

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著者プロフィール

ジョナサン・スウィフト(Jonathan Swift)(1667 - 1745)
アイルランド生まれの英国十八世紀を代表する作家。『控えめな提案』『書物合戦』『桶物語』などの作品がある。

「2021年 『ガリヴァー旅行記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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