しのだけむらのやぶがっこう―やなぎむらのおはなし (こどものとも傑作集)
- 福音館書店 (2006年6月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834022117
感想・レビュー・書評
-
昆虫をよく見て描いているなぁ。それにしても取り上げている昆虫の種類がなかなか渋い。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自宅の本棚
-
「しのだけむら」にある、蚊と蛾の学校「やぶがっこう」でのお話。絵の色彩が自然を思わせてきれい。キャラクターのネーミングがおもしろくて声に出すとわらってしまう。子供も気に入っていた。
-
広い野原の竹やぶの中の「しのだけむら」には
オケラのギーさん、ナナフシのノッポさん、
ガのパタパタさん一族と、カのプゥーンさん一族が住んでいます。
夕方になると、村にある「やぶがっこう」に
カとガの子供たちが集まってきます。
プゥーン教室では、いい音を出して飛ぶ練習、
パタパタ教室では、パタパタ飛びの練習をしますが、
カのプンタくんとガのパタコさんはどうしてもうまくできません。
そして、今夜は七夕まつり。
近くの村の虫たちも集まって、飾り付けをしていたその時…
シリーズ6作目で、
やなぎむらの隣村のお話としては2作目です。
このシリーズでは、
登場人物ひとりずつに名前がついていて、
またそれが、それぞれの特徴をとらえた名前なので
覚えやすく、親しみやすいです。
村に住む虫たちだけでなく、
毎回、村のみんなが困った時にふと現れて助けてくれる
強力なゲスト助っ人キャラたちも要チェックです。 -
「やなぎむらのおはなし」シリーズ。
しのだけ村に毎年できる蚊と蛾の学校、やぶ学校。
蚊のプゥーン教室ではいい音を出して飛ぶ練習、
蛾のパタパタ教室ではパタパタ飛びの練習をしています。
もうすぐ七夕。
何日しても上手にできない蚊のプンタくんと蛾のパタコさんは
星にお願いの短冊を書きました。
七夕祭り当日、思いがけないアクシデントで二匹の願いが叶います。