こよみともだち (日本傑作絵本シリーズ)

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本棚登録 : 269
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834022407

作品紹介・あらすじ

こよみのいえが12けん、みんないえのとをしめてひとりぼっちですんでいた。

感想・レビュー・書評

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  • 暦の家が12軒あって、
    みんなひとりぼっちで住んでいます。
    ある日、1月さんが、たくさん並んだ正月料理を見て、
    「ひとりじゃつまらないから、友達を探しに出かけよう」
    と2月さんの家の扉をノックします。
    「遊ぼうじゃないか」
    1月さんは2月さんと雪合戦をして楽しみ、
    もっと友達を探そうと、2人で3月さん家へと向かいます。
    3月さん、4月さん、5月さん…
    とお隣さんを順に訪ねるうち、暦友達は増えていきます。
    そして、12人が集まったとき…

    その月その月にぴったりのキャラクターと、
    季節を感じさせる行事、食べ物、風景…
    日本の12ヶ月がいっぱい詰まった、とっても楽しい絵本です。
    1年の始まりに読んでも、1年の終わりに読んでも、
    もちろん、今日読んでも大丈夫。
    だって、いつ読んでも「今月」があるもの!

  • 月ごとの風景をイメージしやすい
    文章もリズム感があって、子供が好き❤️

  • 「とんとんとん、あそぼじゃないか。と声をかけて、友達探す1月さん。12の月があつまって、すてきな「こよみ」ができあがる。季節のうつりかわりも楽しめる。」

    (『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部 より)

  • カレンダー、月日の移り変わりを絵本を通して感じられます

  • 1月が2月を誘い………てな感じで12月まで誘う。最後は素敵なしかけえほん!四季折々に。

  • 月(季節)の擬人化というのも絵本によくある型。どんなふうに擬人化するかが作者の腕の見せ所。

  • 読了年齢:5歳

  • 2017.12.23
    1月さんから12月さんがそれぞれ住んでいる12軒のこよみの家。12人は次々と隣の家の扉をたたいて、一緒に遊びはじめ、一年の変化を楽しみながら、どんどん友だちになっていく。日本の12ヶ月。四季や文化を感じられる絵本。
    子どもと一緒にしみじみとお正月に読みたいなあ。最後の扉を開けるしかけが嬉しい。ちらっとのぞく表紙の絵がなんともかわいいじゃないか。

  • それぞれの月らしい家の中の様子がみていてわくわくします。

  • 図書館で借りて読み。

    カレンダーに興味を持つきっかけになればなあ、と思って。
    どの程度ピンと来たかはわからないけど、興味は持ってくれた模様。最後の仕掛けのページが楽しい。
    なんでみんなですむことにしたの?って聞いてきたので、みんなで一つのカレンダーになれば寂しくないからじゃないかな、って答えといた。

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著者プロフィール

1939年宮城県生まれ。東京女子大学日本文学科卒業。「はなはなみんみ物語シリーズ・全3巻」(岩崎書店)で産経児童出版文化賞、『もりのおとぶくろ』(のら書店)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。その他、絵本に『いちごばたけのちいさなおばあさん』『こよみともだち』『てんさらばさらてんさらばさら』(以上福音館書店)など多数。東京都在住。

「2021年 『こうさぎとおちばおくりのうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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