だるまちゃんとてんじんちゃん (こどものとも絵本)

著者 :
制作 : 加古 里子 
  • 福音館書店
3.61
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本棚登録 : 261
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834022469

作品紹介・あらすじ

だるまちゃんは青天神ちゃん、黄天神ちゃん、黒天神ちゃんに会い、3人の仕事の手伝いをすることになりました。お米を炊いて、おにぎりを作り、畑に届けます。畑で食べたおにぎりのおいしかったこと!だるまちゃんシリーズの6作目です。

感想・レビュー・書評

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  • 寝る前に子供に絵本を読みますが、だるまちゃんシリーズは読みやすい。

  • 4-8340-2246-3
    C8795¥800E.
    2003年3月1日 月刊「こどものとも」発行
    2006年10月15日 「こどものとも傑作集」第1刷
    2010年10月5日第5刷
    発行所:福音館書店
    作者:加古里子(かこ さとし)
    NDC:913
    -------------------
    だるまちゃんとてんじんちゃん
    作者の言葉
    今度のだるまちゃんの相手となるのは、てんじんちゃんの三兄弟です。
    天神とは天満宮の祭神菅原道真のことで、右大臣に任ぜられてすぐ、九州に左遷されたのですが、道中は従者一名のみで馬も食も給せられず、着いた所は床はぬけ雨漏りの廃屋で、実際は流罪だった訳です。
    その天神を祭る社は全国でも非常に多く、千年後の現在も敬愛を集める理由は、
    1)信義を重んじ礼節を守った人格
    2)簡素清廉な気質と温厚な態度、
    3)逆境にあっても学問、所、詩歌を守った品性
    4)幼児、梅菊(ばいきく)、鳥獣を愛した人柄--にあるとのこと。
     大宰府での道真は、二人の子を伴った単身生活でしたが、この絵本では天神一家とだるまちゃんで前期4点を生かし、詩心と労働に包まれた新生活を描くことに努めました。日本の社会や文化の品位が失われるとか言われる昨今、反省と抗議をこめました。出てくる小鳥は天神ゆかりのウソ鳥です。
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    ウソ
    https://www.birdfan.net/pg/kind/ord17/fam1724/spe172415/

    天神(様) 広辞苑
    https://sakura-paris.org/dict/%E5%BA%83%E8%BE%9E%E8%8B%91/content/13675_1660
    -------------------
    この作品はだるまちゃんシリーズの6作目(※メモにシリーズ書名記載)

    天神様を普段意識することなかったので、そもそも天神様とは何をさす言葉なのか?と・・。広辞苑にはいくつかの意味合いが有りましたが、作者の言葉が記載されていたのでこの作品での天神様は「藤原道真」の事をさし、作者がその対象となる人をどう捉えていたかがうかがえる。
    左遷されたと言う事は知っていたが、流罪扱いとも言えるこの待遇は知らなかった。(過去に太宰府天満宮にも行ったことがあるけど勉強不足でした)自分の中では怨霊となった「藤原道真」というイメージが強かったので絵本一つからまた別の面を知ることが出来て良かった。この作品では家族一緒に過ごせていて良かった。
    食事のシーンでは烏帽子を脱いでいたけどそれだけリラックスしていたのだろうか?おにぎりを握るシーンでは扇子に文字が書かれているが、学問の無い為にこれからそれらを調べようと思う。作者さんの意図が有りそうで楽しみだ。
    扇子の文字はたぶんこれじゃないかなぁ・・。論語だったのか。
    学而 時習之 不亦 説乎
    学びて時に之を習ふ。亦説(よろこ)ばしからずや
    習ったことを機会があるごとに復習し身につけていくことは、なんと喜ばしいことでしょうか
    有朋 自遠方 来。不亦 楽乎 
    朋有り、遠方より来たる。亦楽しからずや。
    友人が遠方からわざわざ私のために訪ねてきてくれることは、なんと嬉しいことでしょうか。
    https://manapedia.jp/text/1854

    だるまちゃんの野球帽に長靴、 お母さんの前掛け(エプロンでは無く)当時の普通の家庭がみえる。天神ちゃんの家では青梅が出てくるから多分7月初め頃。だるまちゃんがてんじんちゃんのお家からお土産で菜っ葉をもらったようだけど、この時期なら白菜ではないだろうけど何だろうな?
    赤紫の花 ほたるぐさ
    青い花 つゆくさ
    黄色い花 クサノオウ(薬草・漢方)
    黒い花 ウラシマソウ(絶滅危惧種)
    てんじん三兄弟とだるまちゃんがそれぞれ手にしていた植物はこれらかな?当時は野原にたくさんあったんだね。

    天神様つながりで藤原道真についてはこちらのコミックも話題になっています。
    応天の門  https://booklog.jp/item/1/4107717429

    ※メモあり 
    この作者さんは、多くの作品が復刊されていています。

  • 4歳8か月

    〈親〉
    絵が好き
    内容が好き ◯
    またよんであげたい ◯

    〈子〉
    初回からくいつく
    何度も読む

    息子の反応がいまいち。
    今まで慣れ親しんできた「ダルマ」と雰囲気が違って、絵のタッチが怖いみたいです。

    また読んであげたい。

  • UniLeaf では、この絵本に透明点字シートを挟み込んで製本した、ユニバーサル絵本を貸し出ししています。
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  • だるまちゃんシリーズ第六作目。今作では数と色がメインテーマか。
    今回のだるまちゃんのお友だちは、一気に三人も、色違いのてんじんちゃんが出てくるので、いつもにも増してキャラが薄いように感じられる。

  • てんじんちゃんとはなにか

  • だるまちゃん誕生50周年、借りてよんだ。

    だるまちゃんは、ひとついけへ さかなつりに でかけました。
    てんじんちゃんが てつだってくれましたが、さかなは つれません。
    そこで こんどは、だるまちゃんが てんじんちゃんを てつだうことにしました。

    絵を先によんだら話が途中からわからなくなったのは、話が長いからだろう。
    よんでみるとよくわかった。
    絵と文の順序が逆になってしまったところが二カ所あった。
    さすが構想に時間をかけるだけあって、とてもよく下調べをしておはなしを練っているのだろうと感じる。
    線が揺れているけれど、さすがです。
    お手伝いの絵本としても紹介できるなぁ、とみてしまう自分が嫌だけれど、ポケットにはいろんな絵本を組み合わせて入れておこう。

  • おにぎりに赤と青の色付けはありなのか、
    それが、天然の着色料だとしてもだ。
    それと関係ないないが、おにぎりはにぎるもので、
    おむすびはむすぶもの。
    おむすびのむすびとはなんぞ。

  • この作品、2003年のものだったのか!20世紀に出版された過去の作品と全く変わらない風合い!ネットも携帯も電気もガスも無いけど、豊かなだるまちゃんたちの世界がここにある。

  • [図書館]だ、だるまちゃんが帽子かぶってる!!絵本は今になって初読みや再読してみると幼少期とは違い、新鮮味があって面白い♫捉え方が全く変わるので。先生の発想が変らず好きです。てんじんちゃんに釣りで出会い、手助けしてくれたからと自分も進んでお手伝い。偉いね☆ごはんをかまどで炊くなんて…歴史。(でも1番美味なのは記憶に有)大きなテーブル上に並んだおむすびを作ってる場面。食べ物の画はいつ見ても美味しそう♫で楽しそう。お手伝いすると皆笑顔でいい事があるんだね。パンが野菜に変身。好きです☆

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著者プロフィール

加古里子(かこ さとし)
1926年3月31日 – 2018年5月2日
福井県越前市(旧・武生市)生まれ。8歳から東京都板橋区で育つ。成蹊高等学校(旧制)を経て東京大学工学部応用化学科卒業後、昭和電工の研究所に勤める。工学博士、技術士の資格を取得。勤務のかたわら困難を抱えた人々に寄り添うセツルメント活動、児童向け人形劇、紙芝居などの活動に従事自作の紙芝居が福音館書店の松居直の目に留まり、59年に絵本『だむのおじさんたち』でデビュー。
1973年に会社を退職後、ニュースキャスター、大学講師、海外での教育実践活動に励みながら、物語絵本、知識絵本、童話、紙芝居など非常に多くの作品を記した。特に自然科学の専門知識を活かした「科学絵本」を刊行し、このジャンルの開拓者・先駆者とみなされる。2008年「絵本作家、児童文学者としてのユニークな活動と、子供の遊びについての資料集成『伝承遊び考』全四巻の完成」により菊池寛賞、2009年『伝承遊び考』で日本児童文学学会特別賞をそれぞれ受賞。
50代で緑内障を患って以来左目はほとんど見えず、近年は持病の腰痛もあって車椅子生活が続いたが、創作意欲は全く衰えず、1月には「だるまちゃん」シリーズの新作を刊行。亡くなる前日まで、届いたファンレターの読み上げを聞いていたという。

加古里子の作品

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