愛蔵版 ピーターラビット全おはなし集(改訂版) (ピーターラビットの絵本)
- 福音館書店 (2007年8月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834022865
感想・レビュー・書評
-
子供の頃に触れた温かい物語の世界へ。うさぎたばこがラベンダーなんて知らなかったな。ほっこり癒されたい人はぜひ
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わりと柄が悪くてとても笑える映画版を観たので、本家はどうなっているのかを確認したくて読んだ。
ポターの挿絵はもうほんとうに震えるくらいかわいいのだけれど(動物はかわいい、人間は雑)、罵詈雑言を叫んだり弱いものを袋に入れて投げ上げて遊んだり、大体においてキャラが悪辣。また語り手もイギリス的に小意地が悪いことをするっと言うので、映画は原作をまじめに踏まえて作られていることがわかった。イギリスは奥深いですね。
小さい子供向けだけれど、とても楽しんで読んだ。特によかったのはピグリン・ブランド。控えめで優しくて先を見越して行動できる。こぶたに生まれ変わったらピグリンと結婚したい。 -
ダッチェスのお話を詳しく読みたくて、いっそ関係するお話はないかなと全集に挑む。ピーターラビット自体もたくさんの物語にちょこちょこ登場しているのですね。でも、ダッチェスは出てこない。作者が書きづらかったと言われているのでしょうがないのかな、残念。各お話が出版時系列に沿って背景なんかが各お話の最初に書かれており、物語の立ち位置も含め、見えて面白いです。
-
「ピーターラビットのおはなし」も良かったけれど、「グロースターの仕たて屋」も好きだった。
ピーター以外にも、リスやネズミやブタや、魅力的な動物たちが出てきて、楽しかった。
挿絵も素敵だった。 -
愛読版ピーターラビット全おはなし集(改訂版)(ピーターラビットの絵本)
著作者:ビクトリクス・ポター
福音館書店
ピーターラビットが主人公のお話は一話のみで、猫やねずみ、きつね等がお話の主人公として登場します。オリジナルではあるけれども他に似たような童話もあったような思いがしましたが、イソップがもとになっているお話。幼児向きの短いお話で詩、採用されなかった絵等興味深い内容となっています。
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 -
保育園の頃、家でよくアニメを見ていた。
小学生の頃、図書館にあってよく借りてた。
それなのに一、二話しか知らないやと思い込んでいて、読んでみるとん思い入れがある話がたくさんあった。小さな頃の記憶って、少しずつ消えていくんだな。でも、思い出すことだってできる。
我が子ができたら読み聞かせたい。 -
タイトル通り、ピーターラビットシリーズを全て収めた、箱入り愛蔵版。
サイズも大きい。
各話に書かれた背景などの解説があってとても親切。
また、小さい本のシリーズにはないお話も。
どの動物も愛情を込めて描かれているものの、主人公達の周囲にはパイやベーコンといった容赦ない末路もちらほら覗いていて、べたべたし過ぎない温度と距離がこのシリーズの魅力の一つだと思う。
小さい本のシリーズも愛らしいけれど、こちらの装丁も素敵で、家に置きたくなる。 -
可愛らしい絵と軽快に進んでいくお話が好き。作者の読者へ語りかけるような口調と作者自身が物語に溶け込んでいるような雰囲気がよかった。
-
色が入ってこの素敵な絵本が出来上がったかと思うと、
編集者に感謝です
それぞれの絵本の経緯が興味深い -
とてもかわいい