- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834023053
感想・レビュー・書評
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2年生読み聞かせ 5分
お腹が痛くなったととさんが、和尚さまに相談したんだって
「そりゃー腹ん中に虫がいるんじゃ。カエルを飲むと良いぞ」
ととさんがカエルをぺろりと飲み込むと、カエルが虫を食べたのでお腹は治ったんだけどなあ、カエルが腹ん中ぺたらぺたら歩いて気持ち悪くてかなわん
和尚さまに聞きに行くと「そりゃーヘビを飲むと良い」
こうしてととさんは、雉、猟師、鬼まで飲み込み…!?
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すっとぼけた絵とお話で読み聞かせの反応も良いです。昔話の、繰り返し、面白い擬音は言葉で語ると良いですよね。
子供たちの反応も、ととさんが飲み込むものがどんどん大きくなっていくにつれて、教室からも「えええーーー」の声が挙がり、最後のオチでも大笑いです。先生の反応も良かったです。
最近の子供は現実的というか「消化しないのはおかしい!」「ととさんって巨人?」という声もありますが^^; そこは面白さで突っ切れます 笑
節分の時期に読んでも良かったかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おなかの痛いととさんが、お寺のおしょうさんから、おなかの虫を退治するためにかえるを飲むようにすすめられます。ところが、痛みが治まらずに、言われるままに、いろいろなものを飲み込みんでしまいます。「次は何を飲まされるの?」と子ども大人もわくわく、どきどき。ついには鬼までおなかの中に。おしょうさんが「おにはーそとー」と口の中にまめをなげいれ、おどろいた鬼はととさんのしりのあなから逃げ出すというゆかいなお話です。
節分の時期だけでなく、ユーモラスで明るい絵とリズミカルな言葉が読み聞かせにぴったりです。4・5歳から。 -
ととさんのお腹が痛くなり、「おてらのおしょうさまに きいてみなさると いい」とかかさん。そこから、ととさんとおしょうさまの問答が始まります。まずお腹の中の虫を退治しようと、ととさんは蛙を飲み込み、次はその蛙退治に蛇を...と続いて行きます。最初から最後までとっても面白、可笑しい絵本です。
最後の最後はなぜなぜ、どうして?鬼が登場し、大ウケ確実の結末です。鬼で締めるので、豆まきの時期に読んであげるのもいいですね。 -
荒唐無稽さが、文句なしに面白い。
節分にからんだ「オチ」なので、読むならこの季節が特に良いだろう。
挿絵のデフォルメが楽しくて、子どもたちも夢中になって聞いてくれる。
「なかのいいととさんとかかさん」のはずなのに、ととさんが「かかさんやぁ」と困り顔をするたびに「おしょうさまにききなされ」としか応えないかかさんが可笑しい。
次々に変な答えを出すおしょうさまも可笑しいし、言うとおりにしていくととさんも可笑しい。
全体がリズミカルな繰り返しで、読むほうも聞くほうも共に楽しめる、良い作品である。 -
読み聞かせで大好評の絵本。ページをめくるごとに、子ども達の「えーっ」という驚きが楽しい本です。
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突然お腹が痛くなったととさんがおしょうさんに相談すると、お腹の中に虫がいるのでカエルを飲んで退治してもらうといいと言われる。
カエルを飲んですっきりしたと思ったら今度はカエルがペタペタ歩いてお腹が痛い。
またおしょうさんに相談すると今度は蛇を飲むといいと言われる。
蛇→雉→猟師→鬼とどんどん飲み込んでいく。
最後にはおしょうさんが節分の豆を口の中に投げると鬼はととさんのおしりの穴から出て逃げていった。
こんな昔話があっとは知らなかった。
雉まではなんとかあり得るかな、と思っていたけれど、猟師や鬼まで飲み込んでしまうとは笑い話。 -
腹の痛くなったととさん、寺の和尚に「蛙をのむといい」と言われ、蛙をのみこみますが治りません。・・・続きが気になる・・・。
面白かった。
絵もいいです。
のん気な感じ。
カエル、蛇、キジと飲み込んでいって・・・
オチは・・・・。
この絵本が好きな人は、「あたまに柿の木」も合うと重います。 -
2023.1.18 2-1(新田)
6分弱 節分の頃に