うさこちゃんとたれみみくん (ブルーナの絵本)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 579
感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834023176

作品紹介・あらすじ

うさこちゃんのクラスに転校生が来ました。その子は他の子と少し違って片方の耳がたれていたので、クラスのみんなが「たれみみくん」とよびはじめました。うさこちゃんは、たれみみくんと親しくなるにつれ、そのあだ名が気になり始めます。いやじゃないかしら。そこでうさこちゃんは一晩考えて、翌朝新しい友だちのために、勇気をもって行動しました――友だちとの関係の中で、うさこちゃんが大きく成長するお話です。

感想・レビュー・書評

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  • 他人との違いをどう受け止めるか考えさせられる絵本。うさこちゃんは優しさで受け止めた。

  • 先生の不用意な一言が、彼の印象を決めたのでは?
    `たれみみ`はかわいいと思うけど、
    だーんはコンプレックスだった
    うさこちゃんが、だーんに確認したから
    自分の気持ちが言えたんだね

  • うさこちゃんとちがうみみを持つたれみみくん。
    ちがう容姿。
    ちがう個性。
    本当はね…といいたい気持ち。
    たれみみくんの傷ついた心は誰もが経験したことがあると思います。
    うさこちゃんは
    それでもいいじゃない、ですませず、
    じゃあどうしたらいいんだろう、
    と話をよく聞いて、前向きに相手の
    立場になって考えます。
    こんな風に人と人が支えあう社会になってほしいな。
    うさこちゃんの行動にほろりとさせられました。

  • 3分。たれみみくんと呼ばれる転入生の、ほんとの気持ちを知ったうさこちゃんは、うんと考えて勇気を出します。

  • 皆んなと違うところ、良いこともあるし悪いこともある

    たれみみ、可愛いけどね

  • 20151126
    図書館で借りて、子供に何度も読んだけれど、内容分かってるのか不思議だ。
    わりとしっかりした内容だし、友達との接し方、みたいな話なので。
    このたれみみくんというのが、本人が嫌がっているというのがポイントだよね。
    うんうんと思いつつ、なかなかに難しいテーマをさらりと描けるものなのだなと。
    この本は欲しいかもなー


    20160229

  • これは良い話だなー!うさこちゃんで、いちばん好きな作品!泣ける…!当たり前のこと言ってる作品かもしれないけど、シンプルな言葉とキャラクターで読んでるほうにも素直に伝わってくるなぁ…!

  • うさこちゃんのクラスに新しい男の子がやってきました。名前はだーん。
    でも片方の耳がたれているので、クラスのみんなはたれみみ君と呼ぶのです・・・
    ある日、うさこちゃんはだーんに聞きます「たれみみ君って言われるの嫌じゃない?」と。
    小さい子向けの本ですが、読んでいてはっとしました
    自分達と違う部分を特別視しないという事(国籍だったり、障害だったり、いろいろあると思います)
    「自分が言われて嫌な事は言わない」「自分がされて嫌な事はしない」ということを伝えているんですね
    他の子供達にも読んであげたいな・・と思いました

  • え!みみたれてる!かわいいんだけど!と思った自分を反省した。こっちには好意しかなくても、自分が他と違う特徴で呼ばれるの嫌だよね。
    変に哀れんだり美化したり怒ったりせず、率直に話ができたうさこちゃんとだーんくんが良かった。
    でもたれみみ可愛いけど…でもだーんくんが嫌だと言っている…けど正直むちゃくちゃ可愛い

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00300303

    【講座「多文化・コミュニケーション保育演習」関連】

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著者プロフィール

1927年、オランダ・ユトレヒト生まれ。 絵本作家・グラフィックデザイナーとして世界的に活躍。 現在までに120タイトルを超える絵本を刊行。全世界で約50カ国語に翻訳され、8500万部以上のロングセラーとなる。日本でも代表作の1964年『ちいさなうさこちゃん』(福音館書店刊)出版以来、日本のみでも5000万部以上の絵本を刊行。また絵本創作以外にもユニセフ、赤十字や「WORLD PEACE IS POSSIBLE」など、社会活動の為のポスターやロゴも多く手がけている。

「2015年 『BLACK BEAR Notepad』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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