- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834023183
作品紹介・あらすじ
大好きなおばあちゃんが、亡くなりました。うさこちゃんの目を通して、おばあちゃんの死と、それを見送る周りの人の様子を、簡潔に、そして静かに描いた作品です。
感想・レビュー・書評
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うさこちゃんのおばあちゃんが亡くなる切ない作品・・・。そして、おばあちゃんが亡くなったあとの状況を描いている、すごく現実的な作品だったと思った。現実的な視点って、このシリーズの特徴のひとつだったりするのかも。
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シンプルで、まっすぐで、しずかな絵本。
遅かれ早かれ誰もが直面せざるを得ない喪失を、濁さず誤魔化すことなく向き合う姿勢に心を打たれる。
無駄を極限まで切り落とした絵と文章が、読者のさまざまな感情を想起させる、素晴らしい絵本。心の奥にある森の中で、うさこちゃんと一緒にたたずみたい人は、ぜひ。 -
シンプルであることは美しく難しい。
これほどまでにシンプルでありながら、全てが詰まっている。
子どもと死を語るとき、ごまかさず真っ直ぐに向き合うことが何よりたいせつなのではないか。
ブルーナの子どもに対する姿勢に背筋が伸びる。 -
悲しいけど、こういう絵本も必要なのかなって思いました。
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大切な人を失うこと、死に直面した子どもに向けて描かれたえほん。
大切なおもいがすべてつまってる。
ブルーナさんが亡くなってまず泣きながら読み返した。
大切な本。一度はほんやでもいいから手に取っていただきたい。 -
うさこちゃんのおばあちゃんが亡くなるお話。
(あのショールを編んでくれたおばあちゃんが?!と衝撃。)
大切な人が亡くなると悲しいし、亡くなった人に話しかけることは、宗教が違っても同じ。
土葬か・・と思ったすさんだ大人です。 -
私たちが逃れられない課題の1つ、大切な人の「死」。
なんと、うさこちゃんシリーズに!
少ない絵と言葉で淡々と、でも的確に、そしてうさこちゃんの世界観で、私たちに語りかけてきます。
繰り返し読むことで、段々こどもがどう理解していくのか、楽しみです。